こんにちは♬
今回は、日本人が飲むお茶といえばこれ、
「緑茶」について色々とお話していこうと思います。
緑茶には本当に作用がたくさんあって、最近では、外国でも緑茶のすばらしさが評価されていて、緑茶や抹茶が大好きな方がよくいらっしゃいます。
面白いことに、外国の方が急須(南部鉄など、本格的なもの)でお茶を飲むという習慣を日本人より好んでやっているのをSNSなどでみかけるようになりました。
外国人が日本人化してますね!!(笑)(意味が分からない。)
2月の中旬、とても寒いですよね。
何より風邪やインフルエンザが猛威を振るっている時期。
実は緑茶は風邪やインフルエンザ対策にももってこいなんです。
その理由をこれから説明していきますね♪
①そもそも緑茶のはじまりって?
緑茶の歴史
それは奈良~平安時代のこと・・
日本は中国の進んでいる制度や文化を学び、日本文化に取り入れようとしていました。
そこに遣唐使(空海や最澄)や留学僧によって中国からお茶が伝えられた。
ということだそうです。
ちなみに、日本で初めて、「喫茶(お茶を飲むこと」をされた人物が、
嵯峨天皇様らしいです。(この方がした偉業をよく知らないが言ってみる。)
平安初期(815年)の「日本後記」に、下記のように記されていたそう。
「嵯峨天皇に大僧都(だいそうず)永忠が近江の梵釈寺において茶を煎じて奉った」
この記載からすると、嵯峨天皇様は流行の最先端を行っていらっしゃったんですね。
羨ましい限り。(なんでや)
この時代のお茶というのはとても貴重で、僧侶や貴族など、限られた階級の方だけが嗜むことができたんだそう。
またこのころのお茶は、餅茶(へいちゃ:茶葉を挽いて、お餅みたいに固めた物)を飲用していたそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1739340886-5bYVxve3aQhiWtr6gNqAmFEf.png)
ちなみにこの餅茶、こんな感じなので、手ではなかなかほぐすのが、難しいようで専用の道具で削って飲用するみたいですね。
うーん、大変そう。。(笑)
②緑茶の成分 「カテキン」
1つ目の特徴が「カテキン」。
緑茶に含まれるポリフェノールの一種であり、お茶の苦みや渋みのもとになっている成分です。
実はカテキンには4種類もの種類があるんです。
①エピカテキン・・苦味、抗酸化作用、抗がん・抗菌・抗動脈硬化作用等。
②エピガロカテキン・・弱い渋味、エピカテキンよりも強い抗酸化作用、抗がん、抗菌・抗動脈硬化作用等。目や鼻、口、腸管などの粘膜で病原体や異物の侵入を防ぐ免疫システムである、粘膜免疫系の働きを促進する。
冷水で緑茶を入れる水出し緑茶で抽出すると、抽出されやすい。
また、マクロファージの食作用活性を増強する効果があるとの報告もあるとされる。
③エピカテキンガレート・・渋味、エピガロカテキンよりも強い抗酸化作用、抗がん・抗菌・抗動脈硬化作用等。
④エピガロカテキンガレート・・エピカテキンガレートよりも強い抗酸化作用、強い収れん作用、抗動脈硬化作用 等。含有率は1番高い成分であり緑茶のカテキンの成分の50~60%を占めている。高い抗酸化作用、抗菌、抗ウィルス作用、抗がん作用、脳の保護など、美容面では皮脂の減少や、脂肪の蓄積の抑制によるダイエットなど、とてもたくさんの生理活性作用がある。
ちなみにこの成分は82℃で成分が壊れてしまうとされている為、
70~80℃でお茶を抽出するのがおすすめ。また、水出し緑茶などの低温抽出だと、抽出されにくい。
ちなみに、カテキンが一番含まれているとされているのは
たくさんお日様の日を浴びて、天日干しで乾かした「煎茶」とされています。
(釜炒り茶という説もありますが、詳細は定かではありません。)
そしてその中でも日照時間が一番長い夏に収穫される「二番茶」だとされており、さらに、摘みたての茶葉には成分が最もよく含まれているとのこと。
日照時間や、環境により、カテキンの含有率も影響を受ける為、産地により、多少違いがあるかもしれませんね。
その他にも、コレステロールを下げる作用、血糖の上昇を抑える作用、虫歯・口臭予防などの様々な作用があるとされています。また抗酸化作用により、脳の萎縮を抑制する働きや認知機能の低下を抑制する作用、また記憶力の低下抑制などもあるとされていて、脳の機能維持にも役立つので、脳疲労を感じている方にもおすすめです。
③緑茶の成分 「テアニン」
テアニンは、茶葉に含まれるアミノ酸の中で最も多いとされているアミノ酸です。
脳に対する保護作用、神経伝達物質への影響、ストレスの軽減などの作用があるとされており、リラックス作用があるようです。
またこちらも同じく、集中力、記憶力、学習能力を高める効果や、認知機能の低下を抑制する作用もあるとされています。
④緑茶の成分「GABA」
γ-アミノ酪酸 (GABA) は神経伝達物質として脳に多く存在し、食品(野菜、果物、発酵食品等)にも多く含まれます。不安な気分を緩和し、睡眠の質の向上などに役立ちます。
また、興奮を鎮め、気持ちを落ち着かせる作用、ストレスを和らげる作用、認知機能改善などの作用が報告されています。
⑤緑茶の成分 「カリウム」
神経刺激の伝達、心臓機能や筋肉機能の調節、細胞内の酵素反応の調節などの作用があります。また、カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中への排泄を促進するため、血圧を下げる作用があります。
このようにお茶には実に様々な作用があり、高い抗酸化作用や、
粘膜の免疫力を上げてくれる、脳の機能維持や、ストレスの軽減、睡眠の質の向上など、今の時期に飲むのはとてもおススメです♬
この時期に緑茶でウィルス対策をして、
寒い冬を乗り越えましょう♪
(引用:お茶百貨https://www.ocha.tv/)
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