カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「頼ることに慣れる」のお話です。
私たちはつい、「自分一人で頑張ろう」としてしまいがちではないでしょうか。
これは、日本の文化や習慣の影響もあるかもしれません。
子どもの頃から、「最後まで自分でやりなさい」と言われて育ったことで、
無意識のうちに「頼ること」を避けるようになっている方も多いのではないかと思います。
自分一人でやることが「美学」だと考えている方もいるかもしれませんね。
ただ、私がカウンセリングを通じて多くの方と出会う中で、
共通して感じるのは、何か悩みを抱えたとき、
多くの方がまず「自分一人で解決しようとする」ということです。
悩んで、試して、また悩んで…。
そうしていくうちに、やっと誰かに話してみようと思い、
カウンセリングに来てくださる方が多いのです。
これはやはり、日本人が「頼ること」に慣れていないからなのかな、と感じます。
「助けて」とヘルプを求めることに、抵抗を感じてしまうんですよね。
もちろん、子どもの頃に「まずは自分でやってみる」という姿勢を育てることは大切です。
しかし、大人になった今、私たちは「得意なこと」「不得意なこと」が分かっています。
特に苦手なことに関しては、無理に一人で頑張るのではなく、
得意な人に頼る、お願いすることも必要ではないでしょうか。
これはカウンセリングに限らず、仕事の場面でも同じです。
例えば、自分が苦手な業務を、プロに任せることで効率が上がることもあります。
私自身、個人事業主として仕事をしている中で、
カウンセリングや英語を教えること以外にも、
集客やマーケティングなど、やるべきことがたくさんあります。
でも、集客は私の専門ではありません。
どんな方法が効果的なのか、正直分からないんですよね。
そんなとき、私は必要に応じて、プロの力を借りることもあります。
SNSを駆使するよりも、プロにお願いした方が、
より効率的に結果を出せることもあるからです。
また、私は定期的にカウンセリングの師匠に相談する機会を作っています。
悩みを相談するというよりも、
「もっとできることを増やしたい」と思ったときに、
本を読んで独学で学ぶより、直接師匠から学ぶ方が効率的だからです。
こうした経験から、私は「頼ること」に対する抵抗がなくなりました。
そのおかげで、一人で悩む時間が減り、
必要なサポートを受けながら、スムーズに前に進むことができるようになりました。
目標に向かって努力する中で、
「どうしたらいいか分からない」「一人では継続できない」と感じることはありませんか?
そんなときこそ、外の力を借りることを考えてみてください。
カウンセリングやコーチング、セラピーのような場もありますし、
日常生活や仕事の中でも、頼れる人にサポートをお願いすることができます。
「頼ること」は決して甘えではなく、より良い結果を出すための方法のひとつです。
最初は小さなことからで大丈夫です。
ぜひ、頼ることに少しずつ慣れていきましょう。
今日は「頼ることに慣れる」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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