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カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「余裕がある人の行動」のお話です。
先週の日曜日くらいに「やっぱり余裕が大事」というお話をして、余裕について触れました。
今日は「この人って余裕があるんだろうな」と思った人を見かけたので、そのことをお話ししてみたいと思います。
ちょうど私が冷凍食品を買いに行った時のことです。
フライドポテトや唐揚げなど、息子のお弁当用に買っておこうと思ってお店に立ち寄りました。
すると、お店の前で一人の男性が腰を下ろしてスマートフォンを操作していました。
お客さんがいなかったので、気分転換に外に出て座っていたんだと思います。
インドネシアではよくある光景で、お客さんがいてもいなくても、スマートフォンをいじっている姿をよく見かけます。
無事に冷凍食品を買って外に出て、スクーターで帰ろうとしたのですが、なかなか自分の行きたい進行方向に出られなかったんです。
インドネシアでは移動手段はスクーターが中心で、車も走っていますが圧倒的にスクーターが多いです。
ちょうどお店を出た時間帯はスクーターの交通量が多く、信号もない場所だったので、1分以上は待っていたと思います。
その時、先ほど外でスマートフォンをいじっていたお店の人が、私のレジを担当してくれた方なのですが、出てきてくれて、道に立ってバイクを止めてくれました。
そのおかげで、私は無事に進行方向に出ることができました。
インドネシアの人って、とても緩いんですよね。
日本のように「お客さんに対して完璧な振る舞いをしよう」という姿勢はあまりありません。
でも、その方の姿を見て「緩く仕事をしつつも心に余裕があるから、人のために行動できるんだろうな」と思いました。
実際にバイクや車を止めてくれる光景は、時々見かけます。
インドネシアは渋滞がとても激しく、通勤・通学の時間帯や朝夕の十字路は本当に混雑しています。
そんな中で「心に余裕があるな」と思う人は、自分が乗っているバイクや車を降りて交通整理をしてくれたりするんです。
バイクに乗ったままでも、暑さや渋滞でみんながイライラして前に割り込もうとする時、
「サバール、サバール(落ち着いて、落ち着いて)」と声をかけて止める人がいます。
もしその人を通してしまうと、さらに渋滞や交通状況が悪化してしまうから、という思いで止めているんですね。
そういう人を見ると、「余裕があるな」と感じますし、やっぱり自分に余裕があると誰かのために自然と行動できるんだなと実感します。
私自身も常に余裕を持っていたいのですが、まだまだ課題です。
スクーターを運転していても、余裕がなくて意識が別のものに向いてしまうことがあります。
運転の時に意識が散ってしまうのは危ないですよね。
だからこそ改めて「心の余裕」について考えたいと思いました。
そして、余裕がある人の行動を見ると、こちらの心までほっこりします。
今日はそんなお話をしてみました。
今日は「余裕がある人の行動」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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