お世話になります。
ゆりあです。
今日のことわざシリーズでは、なんと複数のことわざを紹介します!
皆さん、下記のことわざは、ご存じですか?
「医者の不養生(いしゃのふようじょう)」
意味・・・人に養生を勧める医者が、自分は健康に注意しないこと。
正しいとわかっていながら自分では実行しないことのたとえ、ことわざ
自分に甘くて、人に厳しい人を揶揄するときにも使われる。(辞書より)
医者は、他人には健康に関してアドバイスをするけれど、自分自身は実行していない。
あるいは、医者は忙しすぎて、不健康な生活にならざるをえないのか??
そして「医者の不養生」と似たことわざを調べてみたら、
興味深いことわざが出てきました!
「易者身の上知らず(えきしゃみのうえしらず)」
※易者とは占い師のことです
意味は「他人の運命や物事を占うことができる占い師が、自分自身の運命については全く分からないこと。(辞書より)」
占い師は他人のことは占えても、自分のことになると
こういう結果ならいいなあ、こういう結果だったら嫌だな、と
感情が邪魔して正しい判断ができなくなる。
そのように他人のことには適切な判断を下せるが、自分自身のこととなると、とたんにわからなくなることの例えとして用いられます。
また、他人のことに首を突っ込むより、まず自分自身を顧みた方がよいという戒めとして使われることもあるようです。
他に、「医者の不養生」と似ていることわざで調べると、下記のように意外にいっぱいありました。
★まあまあ知られていることわざ
・紺屋の白袴(こうやのしろばかま)
・坊主の不信心(ぼうずのふしんじん)
・論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず)
★知っている人は少なめのことわざ
・大工の掘っ立て(だいくのほったて)
・学者の不身持ち(がくしゃのふみもち)
・髪結いの乱れ髪 (かみゆいのみだれがみ)
・駕籠舁き駕籠に乗らず(かごかきかごにのらず)
・算術者の不身代(さんじゅつしゃのふしんだい)
これらのことわざは皆、「その職業の人が他人には偉そうにアドバイスするのに、自分は実行それを出来ていないよね・・」みたいな意味合いのように感じますが、
そうではないのです。
例えば、「紺屋の白袴」は、忙しくて自分のことを構う暇がない。
他人に尽くしてばかりで自分のことに専門技術を使う余裕がない、という意味合いがあります。
なので「医者の不養生」とはまた違う意味合いのことわざです。
こちらの意味合いのグループには、「大工の掘っ立て」「髪結いの乱れ髪」「駕籠かき籠に乗らず」が該当すると思います。
また「論語読みの論語知らず」は本を読んでも理解していない、勉強するだけでその内容を実行していない人を揶揄する意味合いが強いです。
こちらは「医者の不養生」と同じような意味合いですね。
こちらのグループは、「坊主の不信心」「学者の不身持ち」「算術者の不身代」が該当すると思います。
このように大きく2つのグループに分けられますが、
今はこれらの意味合いが混同されることがあり、
どちらの意味合いでも、用いられる場合があるようです。
そして例外なのが、
「易者身の上知らず」
こちらはどちらのグループの意味合いでもなく、
冷静に他人のことに判断を下せる人でも、自分のことになると冷静さを欠いてしまうという意味合いを持っています!
似ていると言われることわざでも、意味が異なったり、
長い年月をかけて別の意味合いで使われるこもあるようですね!
他にも「医者の不養生」と似たことわざ知っている人がいたら、教えてね!
Comments (0)