※「レッスンの余白」は、わたしが日本語教師をする中で感じたこと、
思ったことをお伝えするコラムです。
1,500レッスンを達成 しました。
昨年(さくねん)の今ごろ、1,000レッスン達成(たっせい)をご報告しましたので、
この1年で、さらに500レッスン を重(かさ)ねたことになります。
あらためて、生徒の皆さまに心より感謝申(もう)し上(あ)げます。
■ この1年で学んだこと①
「レッスンの目的は、人それぞれであること」
大学院を目指す方、
日本企業への就職に挑戦(ちょうせん)する方、
ビジネス日本語で苦労(くろう)している方、
日本文学を読みたい方、
毎週の雑談(ざつだん)を楽しみにしている方……。
あたり前(まえ)のことですが、
同じ「日本語の勉強」でも、
そこには一人ひとりの人生と選択(せんたく)があります。
それぞれの方の目的に合ったレッスンを作って、
皆さまの夢の実現のお手伝いをしたいと
あらためて強く思いました。
■ この1年で学んだこと②
「学ぶことは人を成長させる」
大学院の研究計画書を一緒(いっしょ)に作ったり、
就活の面接練習で悩(なや)みながら答えを探(さが)したり、
難(むずか)しい日本語の文章を読み解(と)いたりして、
生徒さんがご自分の夢を
実現(じつげん)する姿(すがた)を見るたび、
「私も、まだまだ挑戦(ちょうせん)できる」
ということを教えていただきました。
■ この1年で学んだこと③
「日本語教師は、自分の人生を豊(ゆた)かにする仕事であること」
レッスンで、
もし自分がこの生徒さんなら――
と考えることがよくあります。
そのたびに、
自分の人生にはなかった“別の人生”を想像して、
私自身の人生が豊(ゆた)かになっていくのを感じます。
■ 最後に
1500レッスン、本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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KOBA
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