みなさん、こんばんは★
今日のコラムは、昨日のコラムに書いたとおり、「お雑煮(ぞうに)」の詳しいお話です。
~なぜ、お正月に食べるの(゜-゜)?~
年神様にお供えしたお餅や食べ物を、年神様からのお下がりとして食べるようになったから。
※年神様(としがみさま)…先祖(せんぞ)の霊が神様になり、元旦(がんたん)になると
家族に幸せをもたらすために、高い山から降りてくると考えられている
※お供え(おそなえ)…神様や仏様(ほとけさま)、先祖の霊などに食べ物などの供え物(そなえもの)
を差しあげること
※お下がり(おさがり)…①神様や仏様に差し上げたものを、取り下げること
②年上の人から譲られた使用済みのもののこと
~いつから食べられているの(゜-゜)?~
平安時代(へいあんじだい)からと言われています。
※平安時代⇒西暦794~1185年の約400年間のこと
~なぜ、お餅を入れるの(゜-゜)?~
お餅はよく伸びる食べ物なので、長く生きられるようにという願いを込めて入れるようになりました。
地域によって、お餅の形が違います。
大阪などの関西地方:丸餅(まるもち)→形は"○"
東京などの関東地方や寒い地域:角餅(かくもち)→形は"□"
形が違う理由はいくつかあるようです。
関東地方にたくさんの人が住むようになった江戸時代(えどじだい)、
1つずつ手で丸めて丸餅を作るのはあまりにも大変でだったので、四角い形になったそう。
また、地域によって使う餅の種類が違ったり、
お餅を焼いてから入れるところと、焼かないでいれるところがあるなど様々(さまざま)です。
~具(ぐ)に意味はあるの(゜-゜)?~
その土地で取れるものを入れます。
ちなみに、武家文化の関東では小松菜(こまつな)や鶏肉(とりにく)を入れます。
「名取り」と言って、敵の大将の首を取って名乗りを上げるようにという意味が込められています。
※武家文化(ぶけぶんか)…さむらいの文化
※大将(たいしょう)…boss
※首を取る…bossの地位を奪うこと
<昔は敵のbossを殺して首を切って、戦いの場から持ち帰っていた>
どうでしたか(^^)?
説明できることは他にもあるのですが、これくらいにしておきますね。
気になる人はぜひ、私のレッスンでお話しましょう!!
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