昨日の朝、テレビをつけたら、フランスのチーズ(fromage)の話をしていました!
NHKの『世界はほしいモノにあふれてる』という番組です。
見た方いらっしゃいますか?
歌手(chanteuse)のJUJUさんと、俳優(acteur)の三浦春馬さんの番組です。
三浦春馬さんは、私が日本に来て最初のころにドラマで見ましたよ!
ALS(la SLA)の病気(maladie)になる人の話でした、なつかしいです。
その三浦春馬さんが、フランスで、
たくさん美味しいチーズを食べていましたよ!
いいなあ!!食べたい!
チーズはフランスだけでも、300~1000種類と、とってもたくさんあるとされています。
なぜなら、日本でも手に入るような大手メーカーからの輸入品だけでなく、修道院や、農家の方が作るチーズなど、さまざまな生産者さんがいるからなんです!
せっかくなので、少しまとめてみました。
ABONDANCE -アボンダンス-
ハードタイプ(Fromages à pâte pressée cuite)のチーズ。
フランスとスイスの国境近くに位置するオート・サヴォワ県(Haute-Savoie/県庁所在地はアヌシー(Annecy))にある、「アボンダンス渓谷』というところの修道院で作られはじめた。
つまり、アボンダンスとは、谷の名前であり、修道院の名前であり、チーズの原料となる生乳を生産する牛の種類の名前でもある。
搾りたての生乳をそのまま殺菌させずに固めるので、その豊富な脂肪分から生まれたコクが美味しさの秘訣となり、牛の食べたおいしい草の香りがチーズの風味をつくる。
チーズは型に詰めて絞り、毎日塩水で磨いてやることで、熟成し、少なくとも3ヶ月かけて完成となる。
熟成後のチーズは力強く、ナッツを思わせるコクがある。
そのまま食べても美味しく、また、ラクレットのようにオーブンで溶かしてジャガイモやパンの上にかけて食べるのも◎。
とっても美味しいチーズだが、元々は農家で細々と作られていたため、生産量が少ない。。今では工場生産もされているが、それでもなかなか流通していないので、もし日本で見かけたらぜひ手に入れたい。ちなみに、チーズの側面に製造者と製造日を示すマークがあり、工場生産だと四角く、農家生産だと楕円形。日本に輸送したころには熟成が進んでいる場合があるので、においがきつい場合は皮を少し厚めに剥くといい。
あ~チーズが食べたくなりました!
Nico