住みたい町 - たとえばバンクーバー

Weekly Topic: Which city would you like to try living?

Shibashiba

仕事でモントリオールに滞在した時のこと。
子どもへのお土産を探して町を歩いていたら、道に迷ってしまいました。
周りの人に聞いてみましたが、カナダのフランス語は私にはとても分かりにくくて。
フランスの地方や北アフリカでもアクセントで苦労することはなかったので、これは意外でした。
カナダの映画を見た時も大丈夫だったのになぁ。
俳優さんたちと町の人々の話し方はだいぶ違うようですね。

しかし、もっと驚いたのは、町の人がとても親切だということ。
忙しそうな人に恐る恐る話しかけても、スマイルで答えてくれる。
心に余裕があるのですね。
当時パリに住んでいた私にとっては新鮮そのものでした!

後で、いろいろな友人からカナダの人はせかせかしてないと聞き、カナダの町に住んでみたいと思うようになりました。
今度はカナダの英語圏を体験したい。
もちろん、休みの日にはカナダの大自然へ!

カナダにだって、問題はあるでしょう。
問題のない国、町なんてあるはずはありませんから。
でも、忙しい先進国でありながら、これだけ他人を思いやる心の余裕があるってどうして?と興味が湧くのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・

Shibashibaは、ひとりひとりに合わせたレッスンを心がけています。ひとりひとり、言いたいことはみんな違っているはず。英語もフランス語も日本語も、自分が本当に言いたいことを言えるのでなければ、実際に使える語学力とは言えないでしょう。

Photo by James Wheeler from Pexels
This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

Comments (0)

Login to Comment Log in »

from:

in:

Categorie insegnate

Language Fluency

Giapponese   Madrelingua
Inglese   Fluente
Francese   Fluente

Le rubriche di Shibashiba più lette

  • おもしろいフランス語表現 - よく舐められた子熊?!

     Un ourson bien léché. フランス語を直訳すると「よく舐められた子熊」実は、しつけの良い子、お行儀のいい子という意味です。 母熊...

    Shibashiba

    Shibashiba

    0
    5642
    Jun 30, 2020
  • 「一寸の虫にも五分の魂」-私が好きな日本語の言葉

    子どものころから好きな言葉。「一寸の虫にも五分の魂」簡単に踏みつぶせるように見えるかもしれない。でもね、どんな小っちゃな虫にだって魂はあるんだよ!「魂」とは、死後の魂のことではありません。精神力とか...

    Shibashiba

    Shibashiba

    0
    5401
    Jul 15, 2020
  • フランス語のことわざ - Qui ne tente rien n'a rien.

    直訳すると「何も試さない者は何も得ることがない」というフランスのことわざ。15世紀ベルギーの哲学者の言葉「サケを釣るには小魚を手放さなければならない」が元になっているという説も。日本の、というか中国...

    Shibashiba

    Shibashiba

    0
    5157
    Aug 30, 2020
  • ベルギーの詩人、アンリ・ミショー

    好きな詩人と聞かれるとちょっと困ってしまうけれど、今回はアンリ・ミショーを挙げようと思います。   ミショーは19世期の最後の年である1899年に生まれ、1984年に没したベルギーの詩...

    Shibashiba

    Shibashiba

    0
    5154
    Jul 30, 2020
« Tutte le rubriche

Got a question? Click to Chat