自分のカフェを経営したこと。

約２０年前、３２歳の時に、社員として働いていた新宿のホテルを退社して、子供の頃からやってみたかったカフェを、それまでの貯金を全てはたいて、新宿区の早稲田大学の近くにオープンしました。
人件費節減でスタッフを雇わず一人でスタートしました。
勤務していたホテルではマーケティング部でイベント企画の担当だったのでホテルでの飲食店の経験は無いのですが、学生時代にアルバイトしていたレストランでの接客やスイーツ作りが楽しくて当時はほぼ毎日シフトに入れてもらっているぐらい好きな仕事でしたよね。
新しく入って来たバイトの方の教育を担当するトレーナーにもならせてもらって充実した毎日でした。
学生生活が終わり、銀行やホテルで働いていてどこもそれなりに楽しかったんですが、やっぱり何か自分で作り上げてみたいという気持ちをずっと持っていて、周囲の人たちにもいつも話していたら、良い物件を紹介してもらってトントン拍子にオープン日を迎えることが出来たという感じです。
自分のカフェをオープンしてからはとにかく忙しくて、というのは、ケーキやフードの仕込み、接客、全てを自分一人でこなさなければならなかったからです。
日曜日だけは定休日にしたんですが、その日曜日も仕込みの日になるので３年間は実質休みはゼロだったように思います。
ように思いますと曖昧なのはその当時本当に多忙すぎてあまり記憶が無いのですw
ですが、私も３０代前半と若く体力があったので多少眠る時間が少なくても全然大丈夫でしたね！！
早稲田大学の近所に位置していたと言うことで、外国人の交換留学生の方や、大学の外国人の先生などがいらしてくださって、それぞれの国の文化や日本との違い、食べ物などたくさんのことを教えていただきました。
そして皆さん日本語の習得に励んでいたので、私もカフェの営業が終わった後に、日本語のレッスンをさせていただいたり。
思いがけず、今の仕事につながる経験ができてとても良かったと思っています。
そして、７年前、仕事の拠点を渋谷に移したのを機にクローズしました。
１３年間のカフェオーナー経験でしたが、本当に勉強になりましたし、何より楽しかったです。
そんなお話をぜひ日本語レッスンでもしたいですし、日本人の方で、カフェなど店舗の経営をしたい方のご相談なども、日本語レッスンの枠でしていますので、良かったら、お申し込みくださいね！！
それでは、今日も美味しく楽しい一日になりますように♪