皆様こんにちは!Uta-Tomoです。
先週は母校(女子・中高一貫校)にて音楽(合唱)コンクールの審査員をさせていただきました。
中学1年生から高校2年生まで、1学年4クラスがクラス対抗で成果を競います。
高校3年生は今年からは全員で記念演奏という形式でした。(やはり受験勉強が忙しいのでそのようになったそう)
昨年は、コロナ感染予防のため開催が見送られ、2年ぶりの開催。
生徒も、先生方も、感慨ひとしおだったことと思います。とはいえ「マスクをしたままの歌唱」「放課後練習は認められない」などの多くの制約がありました。そんな状況で、生徒達はよくがんばったと思います。お疲れ様でした!
前回、数年前にに伺ったときは、ポピュラー系、ディズニー系の合唱曲も多く、なかなか審査に苦慮しましたが、今回は音楽の先生の裁量で由緒正しき?!合唱曲が事前に選択されており、オリジナル曲による印象の影響は少なかったと思います。(「瑠璃色の地球」だけは存在!)
高校2年生ともなると、しっとりとした静かな曲ばかりでしたが、どのクラスもそれにより、彫りの深い表現を試みていました。集まった声の端々が、整然とし、美しいフレーズときれいなハーモニーを奏でます・・・・・。中学1年生は声そのものがまだ弱々しく、何を歌っているか、まるで聴き取れなかったり、指揮者が拍の頭をずっと間違っていたり^^; 昔は叫ばんばかりに、元気いっぱい歌う子供達が多く、それはそれで微笑ましかったのですが、最近は大人びているのでしょうか・・・。学校での合唱文化が熟してきているのかもしれません。母校に限らずですが、発声について大して学んでいないのに、高音の出し方がどうこうといって、自分たちで練習することは無理があるので、声楽科出身の教諭がいない学校では、こういった機会に声楽の先生を呼んで、きちんと指導を受けると良いと思います。
校内の合唱コンクールは、クラスのチームワークを形成するために存在するという面もあります。
今年は特にソーシャルディスタンスを取りながらの練習や本番で、より”気持ちの結束”が必要になっていたかと思います。コンクールが終わってしまうと、クラスの皆で声を合わせる機会は少ないかもしれませんが、ぜひこんなときにこそ、気持ちのつながりをずっと維持して、活かせていけることを、心から願っています。
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