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Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di ARI T.

リスニング力向上委員会⑦:シャドーイング!?

Nov 4, 2021

ども、イタリア語ペラペラ応援団のAri T.です。
ちなみに、たまに「え?」と驚かれるのですが、本名です。

リスニングを鍛えるためにシャドーイングをすれば良いですか?
と質問されることが時々あります。

いいと思います。
でも、、、
イタリア語のシャドーイング、できますか?
そもそも聴こえなければシャドーイングってできないです。
かつ、ネイティブと同じスピードで話せないとムリ。
だって同じスピードでついていくのですから。

もう一度言いますが、
イタリア語のシャドーイングをするには、イタリア語が聴こえることが前提となります。
ですから、シャドーイングが出来るならもうあなたは「聴こえている」はず。
なので、「聴こえない」というお悩みがある段階でのリスニング力向上のためにはマッチしないかと思いますよ。

まずは聴こえるようにしてから、イタリア語の「音」と頭の中に蓄積されたイタリア語のデータをしっかり結びつけるための第二言語習得のためのシャドーイングをするのは非常に有効だと思います。
ただし、システマティックにちゃんと行いましょうね。
とはいえ、この学習法は外国語学習において「音」が苦手と言われる日本人にどこまでマッチするのか、という疑問はぬぐいきれないようです。
そう考えると、結局いつもの話になってしまいますが、
・一つ一つの音をちゃんと発音できるようにする
・正しく発音できるようにしながら、音の法則を身につける
・その上で、あらゆる学習を音読で行う
これが早いです、圧倒的に。
そこに、さらにシャドーイングにトライすれば鬼に金棒ですね♪

ところで通訳者の技術向上のためのシャドーイングと上記のシャドーイングは別物です。
こちらは、それ相応なレベルに知識も技術も到達してからでないとトライしてもあまり意味がないかと思います。
イタリア語ニュースのシャドーイングなどは、我々プロの同時通訳者でも5分でヘロヘロになります。
もってせいぜい10分かな〜?
通訳養成学校などで行われるシャドーイングは聴こえた音を即座に繰り返してずーーーっとついていきながら、同時に意味も理解するという訓練です。
ただついて行かれるだけではダメなんです。
こっちのシャドーイングは、興味があったら試しにトライしてみてくださーい。
1分間つかえずついて行かれたら、相当の自信を持っても大丈夫です♪

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This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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