私は電車が好きです。特に電車旅行が好きです。
大学のころ、鉄道研究会というサークルがあったので、
いろいろな場所に旅行できるかも!と思い、入会しました。
そこにいたのはバリバリの鉄道オタクでした。
鉄道オタクまではいかない私は残念ながら浮いていました。
なんたって、鉄道オタクの常識は世間の非常識。
「山手線全部言えないの?」
「時刻表持ってないの?」
「カメラ持ってないの?」
山手線は半分も言えず、時刻表はネットで検索、カメラはケータイのみ。
戦力差にはそうとうな壁がありました。
夏合宿は北海道の宗谷岬の最北端のモニュメントを見に行きました。
私は、時刻表は冊子に書いてあるし、みんな持ってるから持つ必要ないな。
と思って、買っていませんでした。
旅行中、発覚してみんなから大批判!
「なんで持ってきてないの!?」
またあるときは、十和田観光電鉄のラストラン間近の日。
サークルの友達と乗りに行って、帰り道のことです。
知らないおじさんがやってきて、私に写真を撮ってくれと言いました。
おじさんと電車が映るように撮って渡すと、
車体が全部入っていないから、もう一度撮って、と言われました。
寛大な私は、わかりました。と言って指示された通りに写真を撮りました。
みなさんはどこかおかしいと思いませんか?
一般的にオタクのイメージが悪いのは、こういうところじゃないかなと思います。
オタクにはオタクの誇りや自慢がある。それは結構。
でも、普通の人に強要するのは違うと思うんですよね。
もし、ゲームのライトユーザーやちょっと興味を持った人が、
「こんなことも知らないの?」
と言われたら、傷つくし、もうこのゲームやりたくない、と思うじゃないですか。
オタクの人には初心者に優しくしてあげて欲しいものです。
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