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Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di Rintaro

英語は特別な言語ではありません~未知のものを神格化しないようにしましょう~

Feb 4, 2016 | 3 Commento

  • 英語を話せる人はすごい。ネイティブなんて同じ人間だと思えない。顔の形も全く違うし・・・
  • 英語を話せるようになるには基礎の基礎の基礎、S+Vなんたらから始めなければいけない。
  • 会話レッスンを始める前にやることがあるはず。きっと中学校の教科書を読んだほうが良いんだ。
  • ネイティブのように話せないのならそもそも発言しないほうが良い。私のようなEnglish Speakerはそもそも英語を諦めたほうが良いのではないか。
  • いえいえ私なんてまだまだ・・・

 

 こんなこと感じていらっしゃる方、いませんか?これらの台詞、実際の生徒さんが発言したものもあれば、僕が講師業をしている中で接してきた生徒さんから感じ取った雰囲気的なものもあります。そんな皆さんに今日お伝えしたいことがあります。


英語はただの言語です。


何も特別なことはありません。今このブログ記事を皆さんが読んでいる瞬間もそれこそ何十億という数の人間が何の造作なく使っています。その中には生まれた時から両親が英語を話しかけて育った、という人間もいれば20代になって初めて英語を勉強したが今は仕事で使っている、という方もいるでしょう。僕がそういった色々な国籍の方と出会い感じたのは

 

日本人ほど自分の英語を卑下している人間はいない。

 

ということです。もうその度合いと言ったら卑屈なんてレベルを超えて嫌悪のレベルに陥ってしまっている方さえいます。

 

危ないです。英語はそもそもそういった態度を持って話す言語ではありません。更に言うなれば日本の「謙遜」のような価値観はお門違いといっても良いでしょう。日本には「郷に入れば・・・」といった素晴らしい(皮肉です)ことわざがあるのに英会話となると皆さん揃って縮こまってしまいます。

 

もう一度言います。英語は特別な言語ではありません。知能指数が120以上ないと話せない言葉でもなければTOEICで満点取ることが条件でもありません。Stevie Wonderの代表曲にSuperstitionという歌がありますが、その一節にこうあります。

 

When you believe in things that you don’t understand, then you suffer. = 自分の理解を超える存在を信仰すれば訪れるのは苦しみだけだ。

 

英語=未知なもの=特別な存在の人間だけが話せる言語

 

といった考えを取り払いましょう。恐れ多く感じる必要はないのです。堂々としてください。話せない方こそ堂々としてください。日本人で英会話を勉強されている方々に一番足りないのは技術ではない、と僕は思っています。英語的な態度が欠落しているのです。

 

 こういった劣等感から生じる英会話力伸び悩みを解決するにはどうすればよいのか?以前もポッドキャストでお話しましたが、こうです。

 

英会話をすれば良い

 

本を読む必要はありません。英会話をしてください。文法の勉強から始める必要はありません。英会話をしてください。ご自身の英語が完璧になる時を待たないでください。そんなものいつまで経っても来やしません。今から英会話を始めてください。「一生懸命勉強しないといけないと思います・・・」と発言する暇があったら英会話をしてください。

 

これを続ければ自ずと話せるようになります。よく「英会話、上手になりたいんですけど何かコツってないですか?」と生徒さんから訊かれますが僕の答えはいつも同じです。

 

英会話をしてください。

 

 肩の力を抜きましょう、皆さん。「たかが」英語です。日本語に比べて優れてもいなければ劣ってももいません。ただの言語です。準備体操の準備体操はもう必要ありません。レッスンでお待ちしております。

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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