どうも!イタリア語ペラペラ応援団団長のARI T.です!
極端な例ですが「直訳はダメよ」って、こういうことです。
これ、本当にあった話なんですよ!
その昔、海外旅行がまだまだ高嶺の花だった頃、
1ドル360円だった頃、
飛行機のチケットはサラリーマンのお給料数ヵ月分だった頃、
日本にいまほど外国人がいなかった頃、
英会話学校がこんなに世の中になかった頃、
飛行機の中で最初の飲み物を聞かれて「私はオレンジジュース」と言おうと思って
I am orange juiceと言う人が結構多かったのです。
よく、当時のお笑い芸人が師匠の失敗談として話していたのをよく覚えています。
うそだ〜ww
と思っていた私ですが、
いかにも英語が話せ無さそうな人をつかまえて街頭インタビューする番組などを見ると、
たしかにほとんどの人が「アイアム〜」とまず言い、そこから先に進まない。
「私はぁ〜」を直訳しているのですね。
ゲラゲラ笑いながらテレビを見ていた私ですが、実際にこういう直訳英語に遭遇することになります。
パリの語学学校に通っていた時、
私のクラスに、3人のイタリア人と1人のスペイン人が下のクラスから途中で上がってきました。
もともと気が合ったスペイン人のクラスメイトと新入4人はあっと言う間に仲良くなり、
夜な夜な出掛けていたのですが、
彼らがもともといた一つ下のクラスに日本人がいたそうで、
だけど全然フランス語も英語もできないので一緒に遊んんでいても気の毒で誘わなくなっていたとのこと。
でも私という同胞人がいるので連れてきてもいいか?というので二つ返事でOKしました。
早速金曜の夜にみんなでお出かけ♪
たしかに、びっくりするくらい、全くもって日本語しか話せない。
これは確かに気の毒な状況だわ〜、と一晩中みんなの会話をざっくり通訳して、なんとか楽しく過ごしたのです。
翌日、彼女からみんなにメッセージが届きました、
Friday is thank you
と。
え〜っと、きっと「金曜日はありがとう」、、、、って言いたかったんだよね???
他のみんなにも通じたとは思います。
が、完全なる直訳、、、(直訳とも呼べない)。
まあね、これは本当にすごい例ですけど、多かれ少なかれ、生徒さんにもいらっしゃいます(汗
結局そういうことなんです。
日本語の発想ではなかなか上達しない、ってこういうこと。
目的語を入れずにイタリア語を話そうとするのも日本語発想だから。
学んでいる外国語にマインドセットしましょう!
上達の鍵です♪
そうすれば実現できます、
訳すな、感じろ!
がw
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