JLPTなどの試験問題の指示文にも出ていた「適当」という言葉  とても注意が必要です 

anegawa


適当(てきとう)」という言葉は、二つ意味がありますので注意が必要です。


いい意味では「ちょうどいい、ふさわしい、ちょうどよく合う」などです。


悪い意味では「いい加減、ゆる~い」などです。


これは、地域差やその言葉を聞く人によってどちらに取るか難しいところです



私は「悪い意味」の適当と考えるときがほとんどです。


大坂にいたとき、よく「適当にやっときますわ」と言われて


「適当では困ります。きちんとやってください」と言ったのを覚えています。


地域により意味内容が違うのかも知れません。


それゆえ、いい意味で言うときは、「適切」を私は使います。



適切は「過不足がなく、ぴたりと当てはまる、行動が目的に合っており合致しているさま」の意味があり


適切な処置」「適切な指導」などと使います。


ただ、聞く人、言う人によって主観が入り、良くも悪くもなるのでいい意味と悪い意味が出てきたようです。



適当を漢字で書く場合はいい意味、カタカナでテキトーと書く場合は悪い意味という説もありますが、


あくまでも説として考える必要があると思います。



JLPTなどの試験問題の指示文では、「下の中から適当なものを選べ」と書いてあった記憶があります。


それを見るたび、ちょっと違うのではと思っておりました。


日本語の試験をする側がこれでいいのかとよく思っておりました。


今の試験では、「最もよいものを選びなさい」に変わっているようです。



日本語を勉強しているみなさん、「適当」を使いたいときは、いい意味の時は「適切」「適確」に変えましょ

う。


適当でいいよ」は「どうでもいいよ、いい加減でいいよ」と覚えておくとトラブルが少なくなると思いま


す。





日本人と日本語を使ってビジネスをしようと思っている生徒)


(学習者)みなさんは、特に気を付けましょう。





わからないときは、先生にどんどん質問してください。


みなさんの先生は適確に答えてくれると思います。
專欄文章僅為講師個人觀點,不代表 Cafetalk 立場。

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