ロマンス諸語学習者に告ぐ!①:動詞の活用が命です

ARI T.

どうも! イタリア語ペラペラ応援団のARI T.です!
いわゆる「ラテン系言語」学習者さんが思いの外この事実に気づいていない、
いや、薄々気づいてはいるのかもしれないけれどやってない方がずいぶん多いようなので、
次のシリーズコラムを始めるまえに、
今一度きっぱり申し上げます。

ロマンス諸語(いわゆるラテン系言語)を使いこなせるようになりたいならば、
つまり、ペラペラになりたいならば、
動詞の活用をしっかり頭に叩き込み、
かつ、スピーディーに言えるようにすることは必須です。

いいですか、みなさん、
必須なんです。

必須ということは
避けて通れないこと
必ず必要なこと
なのです。
なぜなら、文章の要は動詞だからです。
だから、日本語で書いてある薄めの(ここ肝心)参考書を何冊読んだところで、
仮に全て暗記したところで、
学習中の言語を話せるようにはなりません。
なぜなら、会話という何が飛び出してくるか分からない行為。
参考書にある通りの質問をしたところで、
参考書に書いてある返答がくる確率は50%。
たぶんもっと低い(知らんけど)。

相手が使った動詞の活用がわからないと「誰が何をする(した)」かがわかりません。
当然、返答にこまります。
わかったところで長い沈黙があるのが日本人の特徴(外国語において)、
わからなければ「分からない」とすら言わずにずっと沈黙。
そしてなぜかそこで笑うという、外国人から見たら不思議な行為を行う、、、
外国人は不気味がって、それ以上の会話を望まないとお考えくださいませ。

動詞というのはかくも重要なものなのです。
活用がスラスラ言えないと10年、いや、20年勉強してもぺらぺらにはなりません。
一方で動詞の語彙を増やし、活用がスラスラ言えるようにしながら勉強を進めれば、
1年も勉強すれば楽しく旅行できるくらいには話せるようになります。
マジで。

大袈裟じゃない〜??
と思ったそこのあなた!



大袈裟じゃないんです。
次回から具体的な例を挙げて説明しますので、
ぜひ、ぜひ、ぜひとも心に刻んで欲しいと願って止まない私です♪


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