自慢話は大いに結構。講師コラムだから自由に書いて良い。
でもそのコラム読まれてますか?読み手が退屈しませんか?
私はプロフィールに埼玉大学卒業と書いているが、
自慢かと言われると実はそうではない。
卒業まで7年もかかった、辛うじて取った資格のようなもの。
私より凄い講師なんて山ほど、いや星の数ほどいるだろう。
塾講師時代に学歴と指導力は関係ないことを嫌というほど教え込まれた。
私より高学歴の先輩ほど授業が下手だった。
自分がわかっているから生徒が何故詰まっているのかわからないのだ。
言い方悪いけど低学歴の先輩の方が生徒からの支持が絶大だった。
講習会のアンケートを取ると一目瞭然。
わかりやすく面白い講師に感謝のメッセージが集まっていた。
悲しいことに当時の私は自習室の先生。
第一線で活躍する先輩方を遠い目で見つめるランク外の人間だった。
入社当時、私は家庭教師や塾講師のアルバイトすら経験がなかった。
レベル1の無装備状態。
先輩講師に指導されて自習室の先生から中学数学の担当まで昇格した。
でも、やっぱり先輩講師の後ろ姿を追うだけ。
私がある場所まで進むと、先輩方は更に先に進む。
永遠に追いつかなさそうな気がした。
その後、高校部門に移動になり授業の回数はガクンと落ちた。
ある日生徒の質問に解答する機会があり、
私が困っていると先輩が華麗に解答した。
経験の差と言われたけどそんな簡単なものじゃない!
頭の回転の速さが私と全く違うのだ。
私の2倍以上の出力がある。
高校数学と物理ではこの人に勝てないな、と思った。
余計なお世話だけど私は言う。
学歴とか賞とか自慢しない方がいい。
過度な期待をされてガックリされたら損をするのはあなただ。
本当にその学問や言語を極めた人なら、
「自分はスゴいんだ!」
なんて口が裂けても言えないはずだ。
超一流って人は周りが評価する。
決して自慢なんてしないと思うんだ。
自慢して自分を大きく見せているうちは二流以下。
さて、学歴は指導力に関係ないと言いつつ何故私がわざわざ書いているのか。
それは一種の私の挑戦なのだ。
元ヒラ塾講師が◯◯大学卒や△△大学卒の講師に勝てるのか?
もし勝ったら大どんでん返しじゃないか。
負けたら学歴について言及されてしまうかもしれない。
ケイスケは所詮埼玉大学卒だ、ってね。
このコミュニティの中で私はどこまで上を目指せるのか。
私の挑戦は続く。
回应 (0)