いつもコラムを読んでいただき、ありがとうございます!イタリア語講師のNoritaliaです。
イタリア語のアウトプット・発音の極意。4回目の今日は共鳴についてです〜。
どうぞお付き合いください!
前回までのおさらい
【前コラムの内容】
*共鳴(息の流れ)がないとイタリア語の音にならない。
さて。この辺りからレッスンで話していることに近づいてくるので、少し注意して話します。
私はイタリアに住んでいるので、イタリア語のシャワーを受けて生活しています。
イタリア語を話して生活していると、イタリア在住20年以上経った今でも「ああ、イタリア語好き♪」と思う私は変人です(笑)。
そんな現地イタリアのイタリア語。共通するのはなんでしょう。
それは、前回から書いている「息」とそれに支えられた「共鳴」です。
私の「なんだか変だぞ」センサーが反応する時
さあ、結論から書いてしまいましょう。
「ちょっと変だ」センサーが反応する時はどんな時か。
それは、音の中に「Colpo di glottide」を感じる時です。
Colpo di glottideとは?
声帯がある「声門」を一瞬閉じることです。
さて、日本語はColpo di glottideだらけなんです。
これにどうして気づけたかというと、
①イタリアでベルカント唱法を勉強したこと。
②イタリア語で生活していること。
この二つが要因じゃないかなと思います。
①、とても大事です。
Colpo di glottideをした瞬間、息の流れは一瞬とぎれているんですよ。
もう一つの弊害。
Colpo di glottideをすると、発話スピードが落ちます。
さて、Colpo di glottideをしている時、咽頭の位置は少し上がります。
ですから、もともと咽頭の位置が低い男性は、イタリア語の発音を比較的自然に取り入れることができます。
つまり、女性に比べて男性の方がイタリア語の「音」に近いところにいるのです。
喉を常に開ける訓練をしている、男性のオペラ歌手のイタリア語が綺麗な理由がこれでお分かりいただけると思います。
皆さんに宿題。数字の8「OTTO」と日本語の「夫」、言い比べて喉の状態を観察!
↑Ottoと夫。同じ発音しているようなら、私のカウンセリング、受けてみてね(笑)。
さて。次回は最終回です〜。
【アウトプット・発音の極意。復習】
❶自然のままで。
❷動詞から飛び込むことを怖がらない。
❸イタリア語の響きは内部にあり。息と共鳴。
❹声門を閉じない。

プロフィールページで、自己紹介。日本語字幕付きですのでぜひご覧ください♪
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ここまでお読みくださりありがとうございました (^_^)
NORIITALIA
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