これまで多くの生徒さんと発音レッスンをしてきましたが、日本人の生徒さんの発音のパターン・癖というものが最近幾つか浮き彫りになってきたのでこちらでお話できればと思います。
まずはこちらの音声をお聞きください。僕の発音レッスンを受講された生徒さんにお渡しした音声ファイルのまとめの一部となります。
音声内で取り上げている文はこちらになります。
I can take you to the airport.
いかがでしょうか。まとめるとこうなります。
- 助動詞を強調して読む・発言するのであればしっかりとした根拠がなければいけない。そうでないと本来自分が意図したこととは少し違ったニュアンスで相手には聞こえてしまう可能性がある。
- 助動詞、と呼ばれるくらいですから主役級の扱いをするのはやめましょう。むしろそれに続く動詞=アクションを大切に。ちなみに助動詞の英語名、Auxilary VerbのAuxiliary、とは「予備の・補助の」という意味があります。
- 今回の記事とは直接関係ないですが、ある英文があった時にどの単語を強調するとどのように意味が変化するのかを把握しそれを自在にコントール出来るようになりましょう。
例)I don't like this kind of music.
この文に含まれる各単語を強調することによってどのように意味が変化するのか考えてみてください。例えば「私はこういった種類の音楽が好きではありません」と「私はこういった種類の音楽が好きではありません」を上の文を使って言い分ける事ができるか?普段されている発音練習に加えてみてはいかがでしょう。
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