カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「100人100色」のお話です。
私がアメリカの大学に留学していたとき、胸に響いた言葉があります。
大学2、3年生の頃に仲良くなったアメリカ人の友人が、最終的にお兄ちゃん的な存在になったのですが、彼がこんなことを言ってくれました。
「アメリカでは7人の女性がいれば、7通りの美しさがあるんだよ。」
この言葉を聞いたとき、私はハッとさせられ、今でも忘れられません。
7人いれば、7通りの美しさがある。
それは美しさだけでなく、性格、取り組み方、生活環境など、すべてにおいて人それぞれ違うということ。
彼はそれを私に伝えてくれました。
この言葉がなぜ私に響いたかというと、私は日本の高校時代に不登校になった経験があるからです。
その理由は、集団になじめなかったことでした。
学校に行っても人と話せないわけではなく、友達もいました。
でも、教室に入ってクラスという集団の中に溶け込むことができなくなってしまったのです。
高校2年生のある朝、学校に向かう電車の中で「また今日も苦しい気持ちを味わうんだ」と思った瞬間、もう無理だと感じました。
途中の駅で降り、そのまま学校には行かず、通信制の高校へ転校することを決めました。
通信制では基本的に個人で学習を進め、週に1回スクーリングがありました。
そのスクーリングでは、日本の大学やアメリカの大学のように、毎回一緒に学ぶメンバーが違いました。
固定のクラスがなく、縛られることもない。
それが私にとってはとても楽で、「人に合わせなくていいんだ」と感じられたのが嬉しかったです。
そんな経験もあって、日本の大学に進むことに不安を感じ、海外の大学を目指すようになりました。
今日この話をしようと思ったのは、最近カウンセリングで、ある方が「目標に向かって取り組んでもなかなか継続できない」と悩んでいたからです。
YouTubeや有名人のやり方を試してもうまくいかず、「やっぱり自分はダメなんだ」と落ち込んでいました。
でも、これも 100人100色 ですよね。
100人いれば100通りの取り組み方がある。
いくら有名人や成功者が「この方法でうまくいった」と言っても、それが自分に合うとは限りません。
同じ目標を持っていても、自分に合うやり方を見つけることが大切なんです。
自分でその取り組み方が分かる人もいれば、なかなか見つけられない人もいます。
そういうときは、先生やカウンセラー、コーチなど第三者に相談し、客観的に分析してもらうのも一つの方法です。
ただし、カウンセラーやコーチは提案をする立場であり、最終的に「これでやる」と決めるのは自分 です。
「有名人がこう言っていたから」「成功者がこの方法を勧めているから」と、そのまま真似するのが正解とは限りません。
人それぞれ違うように、それぞれの正解も違う。
それが 100人100色 なのです。
このお話、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
今日は「100人100色」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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