先日公開した、
【5年間の道程】学習院大学合格体験記~生徒編~「オンラインレッスンでどこまで到達できる?」の保護者様編の合格体験記です。
合格体験記というと生徒さんのみに書いていただく、もしくは保護者様にも一言載せていただく、というのが通常かと思うのですが、私は毎回生徒さんと保護者様のお二人に別々で体験記をご執筆いただくよう依頼しています。
同じ受験でも見る視点が違うと異なるお話が聞けて、講師として非常に参考になります。
特に保護者様編はこれから入試を迎えるお子さんがいらっしゃる他の保護者様にも役立つ知見が含まれているかもしれません。
こちらの保護者様にも3年前、高校受験の合格体験記をお願いしご執筆いただいておりました。
↓当時の合格体験記はこちら
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新指導要領になってから第1号!!生徒合格体験記【公立高校入試】・
新指導要領になってから第1号!!保護者様合格体験記【公立高校入試】そして今回、息子さんが学習院大学に見事合格され、3年ぶりにご執筆をお願いすることができました!
内容を拝見しますと、非常に早い時期から指定校推薦を視野にいれておられ、受験の数年前から先を見据えて動くことの重要さをお伝えしていただいています。
今回は保護者様編の合格体験記です。それでは、どうぞ!
学習院大学合格体験記Kou先生には、中学1年の時からご指導をいただいていて、
高校受験から大学受験まで、本当にお世話になりました。
指定校推薦を意識し始めたのは、1年生の時に「進路のしおり」をもらったときです。
そこに、前年度の各大学からの指定校推薦の一覧が掲載されていました。
ただし、私大文系へ進学するだろうとは踏んでいましたが、まだやりたいことも進みたい学部も決まっていなかったので、指定校推薦は学部学科が決まってしまっていてかなり選択肢が少ない印象があり、その時は、やはり一般受験になるかな、程度に思っていました。
受験校は、やはり「進路のしおり」に載っていた、卒業生の合格先の大学と人数を整理してみて、おおまかな受験校の把握をしました。
そして、自宅から通った場合の通学時間を計算し、独自にまとめてみて、通える範囲の大学に絞りました。
本人には、学部はどこでもいいからこの大学に行きたいという憧れの大学があるのか、それとも、同じ系統の学部をいろいろな大学で受験するのか、ときいたところ、漠然と社会学系あたりに興味があるようでした。
高2になり、夏休みに行くオープンキャンパスの大学を決定しないといけません。
この時点で、法学部の政治学科に興味があるとのこと。
部活もあるので、4校(1日に2校×2日間)に絞りました。
GMARCHから2校、その下から2校。
その中で、学習院大学が、サークル(管弦楽部)に入ったとして練習場所も同じキャンパスで活動でき、親戚の叔父やはとこも通っていた大学ということで、雰囲気も良く気にいったようで、また、指定校推薦でもきていました。
ということで、一般受験を視野に入れつつ、ほぼ第1志望の大学が指定校でもあり、推薦基準の評定も計算したところ、クリアしていて、英検も2級が基準で、これも取得したので、指定校推薦も視野にいれつつ、しっかり勉強していこうという事になりました。
英検2級は高2の春に合格していて、指定校推薦では2級があればOKなのですがせっかくなので準1級を目指すことに。
というのは、大学一般受験では、日東駒専あたりだと、スコア2304以上で英語満点換算で試験免除になる大学もあるからです。2級取得時で90%換算のスコアはとっていましたが、満点換算のほうがより確実に押さえになると思ったのと、2級取得者は大勢いますが、準1級になるとまだ少ないのでアドバンテージがあるだろうとふみました。
高2の秋に受けた結果は、1次は不合格でしたが、スピーキングは合格レベルでしたので次は合格するだろうと思っていたら、2回目の受験では、1次は合格したものの、スピーキングで落ちてしまいました。準1級合格はならずとも、スコアは2304を超えたので、当初の目的は果たしたのですが、せっかくなら合格まで持っていきたいよね、ということで、Kou先生には、通常授業のほかに、英検対策もお願いしましたが、なかなか苦戦し、高3の夏、5回目の受験でようやく準1級合格をとることができました。
高3の1学期の評価が出て、無事に指定校の基準もクリアしていることを確認し、夏休み明けに学校推薦型(指定校)選考願を提出。
しかし、選考は通りませんでした。英検準1級も志望理由書も関係なく、評定の成績で決まるので、他に評定が高い志望者がいたようです。
息子が選考願を出したのは法学部政治学科だったのですが、法学科1名、政治学科1名と計2名の枠があるのです。
選考結果が出る前に、もし校内推薦に通らなかったらどうするかときいたときは、一般受験が主で指定校は副という考えで来ていたので、「2次選考は希望しない、一般で行く」という答えだったのですが、ぎりぎり3日前あたりになり、Kou先生はじめ、その他の教科の先生方にお話ししたところ、法学科も政治学科も学部は同じだし入口は別でも出口はほぼ変わらない。第1志望の大学なら、可能性があるのなら法学科でもいいのではないか、と。それに志望大学のほうでも、法学部でも政治学科の授業を選択することが可能だというのも大きかったです。
しかし、法学科も誰かすでに志望しているに違いない、2次選考で余っている可能性はほぼないだろうと思っていたのですが、まさかまさかの担任の先生から「法学科はどうか」と打診がありました(つまり、法学科には誰も選考願を出していなかった)
急いで志望理由を法学科用に書き換え新たに選考願を提出。
無事、第1志望の大学に指定校推薦で合格をいただくことができました。
親がしたサポートは、お金を出して口を出さない、ことを心掛けました。
公立高校なので、私立高校の授業料を払っていると思って塾代にあてました。
あとは、今はいろいろネットや動画で情報を得られるので、本人には言わなくても自分の頭の中でだけでも、入試制度や傾向について整理して常に最新の情報を把握するように努めました。
うちの場合、高校入学直後からオンライン家庭教師でこつこつと地道にやってきたことが結果につながったと思います。
2年生になり、部活動もオーケストラ部でコンサートマスターに任命され、コンクールや外部演奏などいろいろ忙しい中でも続けてこられたのはオンラインだからこそだと思います。これが、通塾する普通の塾だったら、部活をした後で塾に通うのは無理だったと思います。現に、同級生のほぼ大多数は1,2年生の頃はのんびりしていて、早くて2年の3学期、普通は3年生になってから大学受験塾に通うのがほとんどです。
英検2級を3年生になってから慌てて受験し、結局取れなかった、間に合わなかった子もいます。指定校推薦でも英検資格を求めるところも多いですし、一般受験でも英検利用でアドバンテージが格段にあがるので、英検受験は早め早めにすることをおすすめします。
上の子で、普通の個別指導塾や大手の映像塾も経験していますが、個別指導塾は講師が大学生のアルバイト、映像塾はただ映像をみてこなし、わからなかったところを1つか2つきく程度、なので、結局、プロの家庭教師の先生とは教え方も質も経験も格段に違います。生徒の学力レベルの全体を把握し、合格までのゴールから今何をやるべきかなど緻密に計画ができ、うまく指導できるのはプロの先生でしかなしえない事だと本当に実感しました。
高校受験で入学したときは多分そんなに校内で上位のほうではなかったはずです。
が、高校に入学しても引き続きKou先生に授業をお願いしてコンスタントに継続していったおかげか、上位の成績をキープすることができました。高2の定期テストでは100点満点で学年1位をとれたことも1回だけありました。
2年生までは数学も見てもらっていたので、数学の成績も評定に大きく関与していて助かりました。
推薦で早めに合格が決まりましたが、Kou先生には引き続き、MARCHレベルの学力の定着をはかるべく授業をお願いし、試しに過去問を数年分本番と同じように解かせてみたところ、しっかりと一般受検の合格最低点を50点近く上回る結果を出しています。
また、大学入学前にTOEICを受験するべくご指導をいただいています。
3月でKou先生の長きにわたる授業からは卒業になります。
中高生のときは先生に引っ張られながら受け身で学んでいましたが、大学生になったら今度は、自らいろいろなことに興味をもって挑戦し学んでいってほしいと思っています。
以上です。非常に詳しい内容のご執筆をありがとうございました!
こうして生徒さんの体験記、保護者様の体験記を拝読するとやはりお二人が持つ視点というのが全然違うということがわかります。
特にこちらの保護者様は非常に戦略的で、リサーチ力も高く、生徒さんが進路を気にするようになる1年以上前から大学受験を見据えていることが伺えます。
また、オンラインレッスンの良さも挙げてくださっていました。多忙な生徒さん、送り迎えが難しいご家庭にはオンラインレッスンも強力な選択肢の1つです。
オンライン講師としては、オンラインレッスンでもしっかりと結果を出せる!!というところをお伝えいただき非常にありがたいです。
毎回のレビューやメッセージのやり取りができるので、通塾型よりも生徒さんの様子を知るのに良いというメリットがあります。
そして、何より重要なのが「
早い時期から行動を起こすこと」。
こちらの生徒さんは中学1年生の終わりからずっとご継続いただき、高校受験を終えたばかりのときでさえ、決して休むことなく受講し続けてくださいました。
「高校受験合格後の1ヶ月」の大切さを言わずともご理解いただき、この時期に高校内容の基礎を少し先取りできたことでスムーズなスタートが切れたと思っています。
「まだいいかな」「受験を終えたばかりだし、休ませてあげたい」と思う気持ちも非常にわかります。
でも、いずれ、大学受験で戦うなら、目指す大学があるなら。このわずかな差が後の大きな差になるのです。
英検に関しても、2級ではなく準1級を見据えていたこと。そして早めに行動できたこと。
英検準1級は2級と比べて、語彙のハードルがグンと上がります。
ライティングも2級は「80~100語」、準1級は「120~150語」まで増え、扱われるトピックも難しくなります。
2級までスムーズに一発合格できていた生徒さんも、準1級には非常に苦戦されていました。
その内容を今回の体験記で十二分にお伝えいただいています。早くから準備していたからこそ、複数回受験して内申の締切までに準1級を取得することができました。
とにかく早めに準備を開始する、地道な努力を積み重ねる。
この取り組みが生徒さんの志望校合格へつながったのだと私は思っています。
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