カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「日常生活で活かすカウンセリングの聞き方」のお話です。
普段の生活の中で、誰かの話をちゃんと聞いているつもりなのに、
「なんか聞けてないな」「すれ違ってるな」って感じたこと、ありませんか?
カウンセリングやセラピー、コーチングなど、
人と向き合う仕事をしているときには、「傾聴(けいちょう)」というスキルがとても大切になります。
傾聴とは、ただ話を聞くのではなく、
相手の気持ちを受け止めながら、丁寧に耳を傾けること。
今日は、日常の中でも使える「傾聴の3つのコツ」をご紹介します。
まず1つ目。
相手の目を見る、うなずく、あいづちを打つこと。
これは当たり前のように思えるかもしれませんが、
今はスマートフォンなど、目線が別の方向に向いてしまっていることも多いですよね。
ただ聞くのではなく、「聞いているよ」という姿勢を相手に伝えること。
「うんうん」「そうなんだね」と軽く声に出すだけでも、
相手は「ちゃんと聞いてもらえてる」と安心してくれます。
そして2つ目。
すぐにアドバイスをしないこと。
相手が求めているのは、正解やアドバイスではなく、共感であることが多いです。
「それは大変だったね」「つらかったんだね」など、
まずは気持ちに寄り添う言葉をかけてあげることが大切です。
カウンセラーは、上からアドバイスをする人ではありません。
同じ目線で、同じ高さで、そばにいる存在です。
3つ目のポイントは、
相手の言葉をくり返す・言い換えること。
これは「大むがえし」「リフレクション」と呼ばれる傾聴のテクニックのひとつです。
たとえば、
「上司に怒られてつらかったんです」
→「上司に怒られてショックだったんですね」
というように、言葉を少し変えて返すことで、
「わかってくれてる」と感じてもらいやすくなります。
私自身も、家族との会話ではつい答えを出そうとしたり、
先回りして話してしまうことがあります。
でもまずは、「聞くことに集中する」こと。
仕事では意識してできていることでも、
身近な相手にはつい忘れてしまいがちですよね。
でも、聞くことに集中すると、
相手の表情や、その場の空気がやわらかくなるのを感じることがあります。
「聞くこと」は特別な技術ではありません。
道具もいりません。
ただ、少しだけ意識を向けることで、
毎日の人間関係がふんわりと優しくなっていきます。
ぜひ、今日のお話が何かのヒントになれば嬉しいです。
今日は「日常生活で活かすカウンセリングの聞き方」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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