カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「ナンバーワンより、オンリーワンがいい」のお話です。
今日は、ある中学生の女の子とお話しした時に生まれた、あたたかいやりとりがあったので、それをお話ししたいと思います。
ちょうどその子とは、いろんなテーマについてお話をするという雑談のような時間を一緒に過ごしていました。
そのテーマの中に一つ、「ナンバーワンとオンリーワンだったら、どっちがいい?」という話題があったんですね。
このテーマって、有名なSMAPの『世界に一つだけの花』という曲の歌詞に出てくる言葉ですよね。
その言葉を聞いたとき、その子は最初、「どういう意味?」と首をかしげていたんです。
ナンバーワンとかオンリーワンという言葉自体は、聞いたことがあったのかもしれないけれど、
意味まではピンときていないような様子でした。
そこで私は、「あ、今うまく意味が伝わってないな」と思って、言い換えて説明してみました。
私はこう伝えました。
「ナンバーワンは“一番になること”。
でも、オンリーワンっていうのは、“その子らしくいること”。
だから、○○ちゃんであること、○○ちゃんの個性を出すこと、それが大事なんだよ。」
そう伝えたら、その子がすぐに、
「じゃあ、私、こっちのほうがいい」って言って、オンリーワンを選んだんです。
その「こっちがいい」って言葉が、なんだかとても嬉しくて、私も思わず笑顔になってしまいました。
すごくあたたかい、印象的なひとときだったなぁと、今振り返って感じています。
その子の中に、ちゃんと意味が届いたこと、
そして、その子が自分の中で「自分はこっちがいい」と選べたこと。
それがとても嬉しくて、
この子はちゃんと“自分”というものを持ってるんだな、
自分が何を大切にしたいのか、何を「いい」と思うのか、
その感覚を持っているんだなと感じました。
誰かと比べることって、どうしても私たちには起きてしまうことだと思うんですけれど、
でも、この「オンリーワン」という考え方を大切にできたら、
自分の“軸”のようなものも、少しずつ育っていくのかな、なんて思いました。
今日は「ナンバーワンより、オンリーワンがいい」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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