カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「したい仕事か、生きやすい働き方か」のお話です。
今日は、お仕事についてお話ししてみたいと思います。
私が今までしてきた仕事を振り返ってみたとき、2つの選択方法があったなと感じています。
まずひとつは、自分が「したい」と思った仕事に就くということ。
そしてもうひとつは、「したい仕事」というよりは、自分が生きやすくなる、
つまり自分の実現したいライフスタイルを可能にする仕事を選ぶ、ということです。
私は大学を卒業して、まず英会話講師として英会話学校に勤めていました。
これは完全に自分が「したい」と思っていた仕事でした。
大学4年間をアメリカで過ごし、英語力が身についたので、
それを活かせる仕事を探して、英会話講師になることができました。
その次に就いた仕事は、実家が東京にある中で、四国の徳島県の事業に参加し、
とある小学校に派遣されるというものでした。
教育関連の企業から、英語活動支援講師という立場で派遣され、
当時ちょうど小学校に英語教育を導入しようという時期でした。
子どもたちにとっては「英語の先生」、
教員の方々にとっては「英語を学校でどう取り入れるか」を伝える研修員のような立場で活動していました。
この仕事も「したい仕事」であったのは間違いないのですが、
実は東京を出たかった、実家を出たかった、一人暮らしがしたかった、
そういった理由もあって、徳島県での仕事を選んだという側面もあります。
つまりこの仕事は、「したい仕事」と「生きやすい働き方」の両方の要素があったと思います。
その次に就いたのは、バリ島の旅行会社の仕事です。
これは完全に「生きやすい働き方」側の選択でした。
自分が実現したいライフスタイルを叶えるために、バリ島の旅行会社に就職しました。
旅行でバリ島を訪れて、サーフィンを楽しんでいるうちに、
「何が何でもここに移住したい」と思うようになり、
とにかくビザが出る仕事ならなんでもいいからと探し、旅行会社に就職することが決まりました。
自分が望むライフスタイルが明確だったので、当時は本当によく行動したなと思います。
その次は、同じバリ島内でサーフスクールに転職しました。
これは「したい仕事」という要素が大きかったと思います。
バリに拠点を置いて、周りの特にインドネシア人の若者たちはサーフィンを仕事にしている人が多く、
彼らの姿を見て「好きなことを仕事にできていいな」と感じるようになっていました。
そんなとき、サーフスクールを経営している日本人の方と知り合い、
自分から直接電話をして「雇ってほしいです」と伝えました。
今振り返っても、自分でよく行動したなと思いますし、
結果的に転職することができました。
これは「したい仕事に就けた」という経験でした。
その後、妊娠を機に一度仕事を離れましたが、
出産後、息子が歩き出す前に別の旅行会社に再就職しました。
この仕事は「したい仕事」というよりは、
そのときの自分の状況に合った仕事として選びました。
収入が必要だったという現実的な理由が大きかったので、
「したい仕事」とは言えないかもしれません。半々くらいの感覚です。
ただ、社員として福利厚生もしっかりしていたので、
子育て中の身としてはとてもありがたかったです。
その旅行会社も退職し、現在はフリーランスとして、
オンラインで英語を教えたり、カウンセリングや対人支援の仕事も行っています。
今の働き方は、まさに「したい仕事」と「生きやすい働き方」
その両方がバランスよく含まれている状態だと思います。
ここまで来るのに本当に長い道のりでしたが、
その時その時で「したい仕事」か、「ライフスタイルを実現できる仕事」か、
選び方が変化してきました。
でも結果的に、今は自分が望んでいた働き方をできていると感じています。
今後、働き方をまた少し変えていきたい気持ちもありますが、
それがどうなるかはまだ分かりません。
仕事について悩む人はとても多いと思います。
「好きな仕事がしたい」とか、「でも好きなことが分からない」とか、
「どんな仕事に就いたらいいか分からない」とか。
でも「したい仕事」や「好きなことを活かす仕事」だけが正解ではないんですよね。
たとえ仕事自体に強い思い入れがなくても、
その仕事が自分の望むライフスタイルを実現できるものであれば、
それはとてもいい選択だと思います。
今日はそんな思いを込めて、お話ししてみました。
私もさまざまな仕事を、いろいろな場で経験してきましたが、
今振り返るとすべてが経験できてよかったなと感じています。
みなさんはいかがでしょうか。
今日は「したい仕事か、生きやすい働き方か」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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