資格に関してコラムを書いていますが、本日はヨーロッパ言語共通参照枠CEFRについて書こうと思います。
日本の履歴書に書いてもあまり注目してもらえない語学資格ですよね。
資格のレベルに応じて大学入学のイタリア語試験が免除になったり、イタリアの国籍を取るためにも必要になるなど、イタリアはもちろん、全ヨーロッパから認められている公的な資格です!
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【イタリア語検定・CILS対策】準2-2-1級/B2-C1
【イタリア語検定・CILS対策】5-4-3級・A1-A2-B1
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レベル認定できる試験は全部で4つ。そのうち日本では2つを受けることができる
CEFRレベル認定を受けられる試験は、以下の4つです。
1)シエナ外国人大学 CILS
2)ペルージャ外国人大学 CELI
3)ダンテ・アリギエーリ協会 PLIDA
4)Certificazione italiano ローマ第三大学
日本ではCILSとPLIDAが受験可能ですので、PLIDAを受験される方もいらっしゃると思います。
私はCILSを受けましたので、その経験を活かしてCILS対策レッスンを行っています。
(PLIDAは過去問などを勉強したことはありますが、受験経験がないのでレッスンはおこなっていません)
CILSなら5科目。合格した科目は繰り越せる!
読解・作文・面接・聴解・そして文法。
CILS試験は5つの科目に分かれています。
5つとも難しいです。一番難関なのは文法かなと思いますが、初級のAレベルでも作文があるところが、いいなと思います。
不合格の科目だけ受験しなおすことができますが、もちろん5つとも合格しないとレベル認定はもらえません。
実際に私の生徒様でも、5科目全て合格を目指すのではなく、部分的に合格を目指しながら最後のレベル認定を狙う!という方は結構いらっしゃいます。
語学能力が細かく分けられているCEFR
前回のコラムでご紹介したDITALS(イタリア語教授法)。
「レベルを判定してもらう」の立場から、「レベルを判定する」立場となることに戸惑いました。
レベル判断をする、って簡単なことではありません。
そう思った時、CEFRの指標やそれに準じて作られたレベル認定試験の重要さを改めて認識しました。
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今はCILS試験1ヶ月前で、準備をしっかりと進める生徒さんがやってきます。
私自身も含めて、試験当日の様子や合格・不合格の悲喜交々を見ていると、厳しいレベル認定の現実は避けて通れません。
「私はイタリア語に自信があるから・・・そうね、C2で」と適当には決められません。
レベルを公的に判断するために、CEFR準拠の試験を受けることをお勧めします♪
次回のコラムでは、実用イタリア語検定についてお話しします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
NORITALIA
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