カフェトークラジオ出演を終えて
〜キツネタロットの開く扉〜
こんにちは、Azul_Mayaです。
先日、【カフェトークラジオ第13回】に出演させていただきました。お声がけくださったカフェトークスタッフの方々と番組を支えてくださったスタッフの方々に、心より感謝申し上げます。
オンエアはこちらからお聴きいただけます:
第13回 Cafetalk Book Club Radio
紹介した本:原田マハ『一分間だけ』
今回紹介させて頂いたのは、原田マハさんの小説『一分間だけ』です。キャリアと恋愛の狭間で揺れる主人公・藍と、彼女のそばにいる愛犬・リラとの深い絆を描いた一冊。命の尊さや、愛する存在と過ごす「何気ない一分間」が、どれほど貴重で大切なものなのかを教えてくれる物語です。
お気に入りのシーン:「リラとの出会い」
私が特にご紹介したかったのは、主人公・藍とリラが初めて出会う場面。小さな命を抱きしめる瞬間の戸惑い、あたたかさ、そしてこれから始まる新しい絆の予感に満ちた場面です。その一節には、言葉にならない感情が静かに流れていて、読むたびに胸がじんわりと熱くなります。
タロットカード:「カップのエース」との共鳴
この出会いの場面に重ねたのは、タロットの「カップのエース」のカード。それは、「新しい感情の芽生え」や「心が満たされる始まり」を象徴するカードです。
まさに、藍がリラを胸に抱いた瞬間、彼女の中に生まれた優しさや愛の“泉”が、カップのエースそのものだと感じました。タロットが映し出すのは、未来だけではなく「今ここにある感情の源泉」。それが物語と重なることで、より深い理解や癒しを生み出してくれると、私は信じています。
ラジオを通して、この素敵な本とタロットの魅力について、少しでもお伝えすることができればと思います。
もしよろしければ、ぜひ聴いてみてくださいね。
これからも、ことばと感情とつながる場所を大切に、
カフェトークの場で皆さんと豊かな時間を紡いでいけたらと思います。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
Azul_Maya
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