日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
― ヒリヒリとピリピリのあいだで ―
ある時、辛い食べ物の話になりました。
「辛くて痛いですね」と言いながら、
少し顔をしかめて、でもどこか楽しそうで。
その様子を見ていて、
ふと、こんなことを思ったんです。
この“痛い”って、全部同じでしょうか。
ヒリヒリする。
ピリピリする。
ツーンとする。
どれも似ているのに、
少しずつ違う。
たとえば、
キムチを食べたとき、
舌先がじんわりと熱を持つようなヒリつきは、따갑다。
舌に触れた瞬間、
チクッと小さく弾けるような刺激は、따끔하다。
食べ続けたあと、
舌の奥や唇に静かに残る、にぶいしびれは、얼얼하다。
そして、わさびのように、
鼻にすっと抜ける、少し涼しさもある刺激は、알싸하다。
同じ「辛い」でも、
感じているものは、きっと少しずつ違う。
でも私たちは、
それをなんとなく
「辛い」とまとめてしまうことも多いですよね。
それでも、
少しだけ言葉を変えてみると、
「あ、これかもしれない」と思える瞬間があります。
たとえば、
「ちょっとヒリヒリする気がする」とか、
「なんだかピリッときたかも」とか。
そんなふうに言葉にしてみると、
自分の感じていることに、
そっと近づけるような気がします。
韓国語でも、
きっと同じように、
そういう感覚に寄り添う言葉があるのだと思います。
ちなみに
韓国では、一緒に食事をする相手に
「どのくらい辛いものが食べられるか」を
確認するとき、
「辛ラーメン食べられますか?」と
たずねることがあります。
なんだか、韓国らしくて、
個人的に好きな表現です・笑
ちょっと話がそれてしまいましたが、
あなたが感じたその“辛さ”は、
どんな痛みだったのでしょうか。
ふとしたときに、
「あのときのあれかな」と思い出せたら、
それだけで、少し十分な気もします^^
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