日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
韓国語を勉強していると、
「え、同じに聞こえるのに…?」
と思う表現に出会うことがあります。
その中でも、
学習者がかなり混乱しやすいのが、こちらです。
잘 못하다
잘못하다
文字だけ見ると、
ほとんど同じですよね。
でも実は、
この二つは、
“抑揚”や“区切り”によって、
意味が変わることがあるんです。
まず、
잘 못하다
こちらは、
「上手にできない」
「うまくできない」
という意味です。
たとえば、
저는 매운 음식을 잘 못 먹어요.
(私は辛いものをあまり食べられません)
운전을 잘 못해요.
(運転があまり得意ではありません)
のように使います。
このときは、
잘 / 못하다
というように、
分かち書きをします。
そして発音も、
最初の「잘」を少し高めに、
やや長めに伸ばすように発音すると、
「上手にできない」
という意味が、
より自然に伝わりやすくなるように思います。
一方で、
잘못하다
こちらは、
「間違う」
「過ちをする」
という意味になります。
잘못했어요.
(間違えました/悪かったです)
제가 잘못 이해했네요.
(私が間違って理解していましたね)
などでよく使われます。
こちらは、
ひとかたまりで一気に読む感覚が強く、
잘못하다
のように、→→→→といった感じで
最初を低めにして、
少し平らに流れるような発音になりやすいです。
つまり。
同じ「잘」「못」「하다」なのに、
どこで切るのか、
どこに力を置くのか。
それだけで、
意味まで変わってしまうんですね。
韓国語って、
単語そのものだけではなく、
“どう発音したか”
まで含めて、
意味が完成する言語なのかもしれません。
つまり韓国語では、
뛰어쓰기
(分かち書き)
맞춤법
(正書法・綴り)
발음
(発音)
억양
(抑揚)
が、
それぞれ別々に存在しているようでいて、
実は全部、
自然につながっているんですよね。
だからこそ、
韓国語の勉強をしていると、
「単語は合っていたのに、
なぜか違う意味で伝わった」
なんてことも起きたりします(笑)
でも逆に言えば。
抑揚やリズムを少し意識するだけで、
韓国語は一気に“自然さ”が増す言語でもあるんですよね。
最初は、
文字ばかり追ってしまっても大丈夫。
でも慣れてくると、
韓国語は少しずつ、
“耳で覚える言語”
になっていく気がします。
みなさんも、
韓国語を聞いていて
「同じ単語なのに、
なんだか雰囲気が違う…?」
と感じたこと、ありませんか。
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