日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
最近、
「もう夏なのかな…?」
と思う日が増えてきました。
5月なのに半袖で過ごせる日があったり、
30度近くまで気温が上がったり。
かと思えば、
ここ数日は雨が続いていて、
空気もどこか重たく感じます。
春が終わったのか、
まだ途中なのか。
季節の境目が、
少し曖昧になっているような毎日ですね。
そんな時期に、
「小満(しょうまん)」という言葉を見かけました。
二十四節気では、
今の頃を「小満」と呼ぶそうです。
草木が少しずつ育ち、
空気の中にも生命が満ちはじめる頃。
昔の人は、
そんな季節に
「小満」という名前をつけたのだそうです。
「満開」でも、
「完成」でもなく、
“少し満ちる”。
その響きを見た時、
なんだか少し安心したんです。
私たちはつい、
ちゃんとできているか、
結果が出ているか、
前に進めているか。
そんなことばかり、
気にしてしまいますよね。
でも本当は、
まだ途中でも、
少し揺れていても、
ちゃんと育っている時間がある。
小満という言葉には、
そんな“未完成のやさしさ”がある気がしました。
季節も、まさにそうですよね。
梅雨みたいな雨が続いたかと思えば、
真夏のような日差しが差し込む日もある。
衣替えを進めながら、
でも長袖をしまいきれなかったり。
落ち着かない空気の中でも、
季節はちゃんと次へ向かっている。
スーパーには、
そら豆や新茶が並び始めました。
「初ガツオ」という言葉を見かけると、
初夏が少し近づいた気がします。
湿った風や、
雨上がりの匂いの中にも、
少しずつ、
夏の気配が混ざり始めているんですよね。
「小満」は、
まだ満ちきっていない季節です。
だからこそ、
どこか人間らしくて、
少しほっとするのかもしれません。
完璧じゃなくても、
まだ途中でも、
ちゃんと季節は進んでいる。
今の自分にも、
そんなふうに、
少しだけやさしくなれたらいいなと思う、
小満のころです。
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