日本語・韓国語講師の Hayoung_Eikoです ^ ^
先日の日本語レッスンで、
普段何気なく使っている日本語の話になり、
思いのほか盛り上がりました♪
「ディスる」
「イジる」
「ノリが良い」
「寄せにいく」
日本人にはおなじみの表現でも、
外国人の方に説明しようとすると、これが意外と難しい!
しかも、意味を知っているだけでは、
なかなか使いこなせないんですよね(笑)。
今回は、そんな日常会話でよく耳にする、
知っているとちょっと楽しい日本語表現をご紹介します ^ ^
① ディスる
相手を悪く言ったり、けなしたり、ばかにしたりすること。
英語の disrespect(敬意を欠く・軽んじる)や、
その短縮形である diss に由来する、くだけた表現です。
もともとはヒップホップ文化などで使われ、
次第に日常会話にも広がりました。
「えっ!今、私のことディスったでしょ?(笑)」
友達同士では、こんなふうに
冗談交じりのツッコミとして使うこともあります。
ただし、単に反対意見を述べるだけではなく、
相手をけなすニュアンスを含む言葉なので、使う場面にはご注意を!
② イジる(いじる)
相手の言動や特徴を取り上げて、からかったり、
面白おかしく話題にしたりすること。
「また友達にイジられた〜!(笑)」
テレビのバラエティー番組などでも、よく耳にする表現ですね。
ちなみに、「スマホをいじる」「髪をいじる」 のように、
物に触れたり、操作したりする意味でも使います。
ただし、人をイジる場合は、相手の気持ちへの配慮が欠かせません。
冗談のつもりでも、相手を傷つけたり、嫌がっているのに
繰り返したりすれば、「いじめ」に発展することもあります。
イジる側が楽しくても、イジられる側が楽しいとは限りませんからね。
③ 乗る(のる)
「電車に乗る」「自転車に乗る」 だけではありません!
相手の冗談に調子を合わせたり、提案に応じたり、
流行を取り入れたりするときにも使います。
「冗談に乗る」
「話に乗る」
「流行に乗る」
例えば、こんな会話。
「週末、みんなで旅行しない?」
「いいね!その話、乗った!」
こちらは、相手の提案に賛成し、参加するという意味。
一方、「冗談に乗る」 は、相手の冗談を受けて、
それに合わせて反応することです。
そして 「流行に乗る」 は、
人気のものや新しい動きを取り入れること。
乗り物には乗っていないのに、話にも流行にも乗れる!
考えてみると、なかなか便利な言葉ですよね(笑)。
④ ノリ・ノリが良い
「ノリ」は、その場の雰囲気や勢い、
リズムに合わせて盛り上がる感覚などを表す言葉です。
音楽では、リズムやテンポにうまく合うことを指し、
「グルーヴ」に近い感覚で使われることもあります。
「あの人、ノリが良いから一緒にいると楽しいよね!」
日常会話では、冗談にすぐ反応したり、
周囲と楽しく盛り上がったりできる人に使う表現です。
反対に 「ノリが悪い」 と言うこともありますが、
もちろん、無理に周囲に合わせる必要はありません(笑)。
ところで、この「ノリ」。
実は、お化粧の話でも登場するんです!
「今日はファンデーションのノリが良い!」
こちらは、化粧品の肌への付き具合が良く、
きれいに仕上がるという意味。
会話のノリと、お化粧のノリ。
同じ「ノリ」という言葉なのに、
こんなに違う使い方があるんですね!
⑤ ユニーク
英語の unique は、
主に「唯一の」「他に類を見ない」「独特の」という意味。
日本語でも同じ意味で使いますが、
「個性的で面白い」「発想が独特で愉快」
といったニュアンスを含むこともあります。
「彼って、本当にユニークな人だよね!」
こんなふうに、相手の個性や発想の面白さを、
親しみを込めて表現することも多いんです。
ただし、「ユニーク」は必ずしも「面白い」「笑える」
という意味ではありません。
英語と日本語で意味が重なる部分もありますが、
使われる場面や受け取られ方には、少し違いがあるんですね。
外来語を使うときこそ、
こんなニュアンスの違いに気をつけたいところです ^ ^
⑥ 寄せる(よせる)・寄せにいく
「寄せる」は、もともと何かを近づけたり、
一か所に集めたりする意味を持つ言葉です。
「テーブルを壁に寄せる」
「みんなで椅子を寄せる」
そして、くだけた会話では、
誰かの話し方や見た目、雰囲気などを、
あるものに近づけて「似せる」という意味でも使います。
「その話し方、ちょっと〇〇さんに寄せてない?(笑)」
さらに面白いのが 「寄せにいく」。
こちらは、意識して似せようとする、
あるいは特定の雰囲気や方向性に近づけようとする
ニュアンスが強い表現です。
「今日の髪型、韓国アイドルに寄せにいったでしょ?(笑)」
単に「似ている」という状態ではなく、
本人が狙って似せようとしている感じが伝わります。
もっとも、「寄せにいったのに、全然似てない!」
なんてツッコミが入ることもありますが(笑)。
さて、いかがでしたか? ^ ^
今回ご紹介した表現は、どれも難しい文法ではありません。
でも、実際に使うとなると、言葉の意味だけでなく、
相手との関係や、その場の雰囲気をつかむことも大切になってきます。
こうした表現を知ると、ドラマやバラエティー番組、
友達同士の何気ない会話まで、
今までとは少し違って聞こえてくるかもしれません。
私自身も、レッスンで生徒さんと笑いながら話しているうちに、
普段当たり前のように使っている日本語の面白さを再発見しました ^ ^
そう考えると、今回のレッスンは、私にとっても
なかなか「ノリの良い」時間だったのかもしれません(笑)。
皆さんも、最近耳にした日本語で
「これ、どういう意味?」
と気になった表現はありませんか? ^ ^
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