シャドーイングは「速さ」より「間」を真似ることが9割

Jihye247

シャドーイングという練習法、名前は知っていても「とにかく声を聞いた瞬間に真似て口に出せばいい」と思っている方が多いのですが、実はそこに落とし穴があります。一生懸命スピードについていこうとするあまり、肝心の「間(ま)」や抑揚を無視して、単語だけを早口で追いかけてしまうんです。結果として、単語は正しく発音できているのに、なぜか「不自然な韓国語」に聞こえてしまう、ということが起こります。
韓国語と日本語は文法の語順こそ似ていますが、話すときの「間」の取り方やイントネーションの波は、実はかなり違います。日本語はわりと平坦なイントネーションで話す言語ですが、韓国語は文の中で上下の波がはっきりしていて、特に文末にかけての抑揚の変化が大きいのが特徴です。この「間」や波をコピーせずに単語だけを真似ても、いつまでも「片言っぽさ」が抜けません。
高校の授業でシャドーイングを取り入れたとき、最初に伝えていたのは「完璧に全部言えなくていい、音の波だけ真似してみて」ということでした。単語が多少飛んでも、イントネーションの上がり下がりと間の取り方さえ真似できていれば、不思議と自然な韓国語に近づいていきます。実際、単語を一つも聞き取れていなくても、音の高低だけをハミングのように真似る練習から始めた生徒ほど、数ヶ月後の発音の自然さが際立っていました。
やり方としては、まず短い1文を選び、内容を理解する前に3回ほど「音の波」だけに集中して聞く。そのあとで初めて意味を確認し、最後にもう一度、今度は意味を意識しながら音を真似てみる。この順番を意識するだけで、同じシャドーイング練習でも効果が大きく変わってきます。

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