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Cafetalk Tutor's Column

Spiritual Counselor Keiko 講師のコラム

過去とむきあう勇気 スピリチュアルライフマガジン生き方編6

2016年11月21日

過去とむきあう勇気 スピリチュアルライフマガジン 生き方編6 2016・1121
スピリチュアルカウンセラーKeiko

 スピリチュアルに生きるとは、「起きた出来事に真実を見つけ、意味を発見すること」です。スピリチュアルに生きるとは、「人生の幸運タイミングをキャッチする感性を磨くこと」です。

 1 カウントダウンのなかで「おきざり過去の大掃除」

 2016年カウントダウン。今年が残り少なくなった「今」だからこそ、「あなたの過去」とむきあって、過去の大掃除をしましょう。過去とむきあうとは?

1「なんとなく気になっている過去の出来事」をもう一度見つめて、行動を起こしてみる。もやもやする、ずっと気になっている、重たい気分・・・こんなことはありませんか?おきざりにされたままの過去です。まだその時間は、あなたのなかで終わっていません。今も過去のその時間のなかに「あなた」はいるのです。そのため、そのときの感情がよみがえってくるのです。

 

2 「もうだいじょうぶ」と心にふたをしてしまった。ふっと感情的になってしまうことはありませんか?その「出来事」がキーワードです。「その出来事」をよく見てください。浮かびあがってくる「ある過去」の出来事があるはずです。「過去の大掃除」をすると、過去はようやく本当に過去になり、あなたの未来が変わり始めます。過去があなたの未来への進化を、ひっぱっていたのです。

 2 30Eさん 過去を解放すると、英語がよく聞こえるようになりました。

 こんなスピリチュアルプレゼントが、カウンセリングレッスン後、やってくることがあります。

 日本でピアノ奏者・講師として活動をしていたEさんは、結婚を機にイギリスへ引っ越しました。「イギリスでもピアノの仕事や活動をしたいのですが・・・どう動いていいか、わからないんです。」と言われるEさん。オーラをリーディングしてみると、日本での音楽活動のオーラが、重くかげったまま、赤黒い色でEさんの左もとに残っていました。おたずねしてみると「ソロリサイタルをしなくてはいけないのでは、いつも思う。することを期待されているのではないか・・・とプレッシャーを感じます。」と言われました。イギリスに引っ越したけれども、Eさんはまだ過去の日本に生きていて、少しこだわりを持っていらっしゃいました。これはなかなか意識できないことですが、「おきざり過去」=むきあって解決しないで、そのままにしてきてしまった過去が、あると、私たちは望ましい未来へなかなか進むことができません。今にいながら、過去を生きているという矛盾は、心や体にアンバランスを引き起こします。

 呼吸法を使いながら、この赤黒くかげったオーラを「過去」の時間へ解放しました。これがオーラリーディングによる「過去の解放」という方法です。Eさんのオーラのシェイプから、この色は消え、反対に未来側・右側の足元に「自由に生きていいですよ。思い通りに動いていいですよ。」の水色が表れました。

 カウンセリングレッスン後、Eさんがこんなうれしいメッセージを送ってくださいました。

「昨日カウンセリングさせていただいてから、急に英語ができるようになった気がしています。(さっぱり分からなかったテレビが聞き取れるようになったり、近所のイギリス人とすらすら話せたりです)。」

 「スピリチュアルギフト」です。過去を整理して、意識を「現在」にフォーカスするということは、体も「現在」という時間にあってくるという心と体のバランス原理です。Eさんの「耳」が「現在」に波動を合わせ始めたので、イギリスに波動があってきて、結果として「英語」がよく聞き取れるようになったということです。私たちの意識・気持ちが、過去に引っ張られることで、さまざまな-の現象を生んでしまっている可能性があるということですね。

 3 30Eさん お母さんとの過去を解放すると、未来が動き出しました

  Eさんは1週間後、もう一度、カウンセリングレッスンを受講されました。お母さんがピアノ講師だったこと。Eさんがピアノを弾いても、ほめてもらえず、いつもマイナスの言葉ばかり言われて、自信がなくなったこと。ピアノだけではなく、Eさんの生き方に対しても、ネガティブな発想の言葉ばかりを言われたこと。早くお母さんから離れたいと思っていたこと。「日本」のあの赤黒いオーラには、お母さんとのマイナスの記憶もたくさんしまわれていたのですね。

 言葉にして語り始めたとき、「おきざり過去の大掃除がおきます。」それは、自分のちょっとつらかった気持ちと向き合わなくてはならないかもしれませんね。でも、その時間はもう終わっているのです。そうなんです。「その時間はもう終わっているのです。」そのときのマイナスの気持ちにとらわれることを、手放しましょう。その「気持ち」は過去のものです。

 Eさんに守護霊(ガイド)からメッセージが来ていました。「教会音楽に、教会音楽活動に新しいつながりがあります。自分がやりたいと思うことを、言葉にしてはっきり伝えていきましょう。」その後、Eさんは動いてくださりました。

「その後、すぐKの教会に行き、事情を説明して事務所に紹介していただき、残念ながら演奏会の予定は1年後まで決まっているそうですが、ピアノを自由に使わせていただけることになりました。(本当はお金がいるそうですが、私は無料でいつでも使っていいと会議で決まったそうです)

昼間だけ教会で営業している併設しているレストランにも聴こえるよう、扉を開けたままにしてくださっているので、演奏会のつもりで2時間半ほど演奏しています。実際皆さん聴いてくださって喜んでくださり、たくさん感想をもらえたので、半分ボランティアのつもりで行こうと思っています。色んな人に演奏を聴いていただかないと話にならないと思うので、これからも週1回は続けて弾きに行こうと思っています。
またその日偶然知り合いになったイギリス人の男性から、一気に人脈が広がりました。
Keiko
さんに見ていただかないと、教会で声をかける勇気が出なかったと思います。本当にありがとうございました。」

 「過去を解放すると同時に未来がふさわしく動き出す」スピリチュアルにはさまざまな宇宙の原理が働いています。重石のようになっていた「過去」を取り除けば、私たちのエネルギーは軽やかになり、ふさわしい「未来」へ向かってスムーズに進んでいくことができます。またアクティブに行動していくことができるのです。

 人生が思ったように進まないと感じていたら、それは「置き去り過去の大掃除」がまだなのかもしれません。過去にはたくさんの「未来へのヒント」も隠されています。「もうすぎてしまったことだから・・・」と、すぐに片づけてしまいがちな過去ですが、「過去」も大切なあなたの一部です。確かにその時間生きて、体験して、感じていたのです。

 スピリチュアルに生きるとは、「起きた出来事に真実を見つけ、意味を発見すること」です。スピリチュアルに生きるとは、「人生の幸運タイミングをキャッチする感性を磨くこと」です。

 過去に起きた出来事の「正しい意味」を知っていますか?「正しい意味が」がわかると、「人生の幸運タイミング」が必ずやってきます。でもそれをキャッチするセンサー(感性)を磨いていますか?2016年カウントダウン、「置き去り過去の大掃除」をして、軽やかに2017年の希望に満ちた未来へ歩みだしましょう。

 

 

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
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