こんにちは。 日本語講師のSakaiです。
台風(たうふう)10号の影響(えいきょう)で、日本の広(ひろ)い地域(ちいき)で雨(あめ)がふっています。
今日は、雨の音(おと)のオノマトペです。
雨がふっている音や様子(ようす)を あらわすオノマトペは たくさんあります。
*雨の降り始め(ふりはじめ)☂
「ぽつりぽつり」「ぽつぽつ」「ぱらぱら」「ばらばら」
「ぽつぽつ」は「ぽつりぽつり」より、雨粒(あまつぶ)の数(かず)が少(すこ)し多(おお)い感(かん)じ。
「ぱらぱら」は「ぽつぽつ」より、もっと雨粒の数が少し多い感じ。
「ばらばら」は「ぱらぱら」より雨粒が大きい感じ。
*雨の勢い(いきおい)☂☂
「しょぼしょぼ」「しとしと」「ぽつぽつ」「ぱらぱら」「ばらばら」「ざあざあ」
この順(じゅん)で激(はげ)しくなります。
「しょぼしょぼ」は、「しとしと」に近いが、陰気で情けないイメージ
「しとしと」は、音もたてずに細かい雨が降る様子
「ぽつぽつ」は、まばら
「ぱらぱら」は、それよりもう少し多く、勢いもあり、軽く音がするさま。
「ざあざあ」は、雨の降り方のなかでは最も大量で勢いが強い。
「ざあざあ」「ベタベタ」「しっとり」「キャー」・・・
物音(ものおと)や動物(どうぶつ)の鳴き声(なきごえ)などを、ことばであらわした「擬音語(ぎおんご)」と
音ではなく、物事(ものごと)の状態(じょうたい)や様子(ようす)、身振り(みぶり)などのかんじを、ことばであらわした「擬態語(きたいご)」を
あわせてオノマトペといいます。これからも、少しずつオノマトペを紹介していきますね。
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