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Cafetalk Tutor's Column

Sakai 講師のコラム

オノマトペ「雨の音」

2020年9月6日

 

こんにちは。 日本語講師のSakaiです。

 

台風(たうふう)10号の影響(えいきょう)で、日本の広(ひろ)い地域(ちいき)で雨(あめ)がふっています。

今日は、雨の音(おと)のオノマトペです。

雨がふっている音や様子(ようす)を あらわすオノマトペは たくさんあります。

 

*雨の降り始め(ふりはじめ)☂

  「ぽつりぽつり」「ぽつぽつ」「ぱらぱら」「ばらばら」

   「ぽつぽつ」は「ぽつりぽつり」より、雨粒(あまつぶ)の数(かず)が少(すこ)し多(おお)い感(かん)じ。

   「ぱらぱら」は「ぽつぽつ」より、もっと雨粒の数が少し多い感じ。

   「ばらばら」は「ぱらぱら」より雨粒が大きい感じ。
*雨の勢い(いきおい)☂☂

  「しょぼしょぼ」「しとしと」「ぽつぽつ」「ぱらぱら」「ばらばら」「ざあざあ」

    この順(じゅん)で激(はげ)しくなります。

「しょぼしょぼ」は、「しとしと」に近いが、陰気で情けないイメージ

「しとしと」は、音もたてずに細かい雨が降る様子

「ぽつぽつ」は、まばら

「ぱらぱら」は、それよりもう少し多く、勢いもあり、軽く音がするさま。

「ざあざあ」は、雨の降り方のなかでは最も大量で勢いが強い。

 

「ざあざあ」「ベタベタ」「しっとり」「キャー」・・・

物音(ものおと)や動物(どうぶつ)の鳴き声(なきごえ)などを、ことばであらわした「擬音語(ぎおんご)」と

音ではなく、物事(ものごと)の状態(じょうたい)や様子(ようす)、身振り(みぶり)などのかんじを、ことばであらわした「擬態語(きたいご)」を

あわせてオノマトペといいます。これからも、少しずつオノマトペを紹介していきますね。

興味がある方は、私のFreeTalkingのレッスンで、もっと詳しく勉強してみませんか。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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