【油を売る】
読み方は「あぶらを うる」
意味は
むだ話などをして仕事を怠ける。
「油を売る」の由来は、江戸時代の行商人(ぎょうしょうにん)にあったと言われています。
行商人とは、商人の中でも、店舗を持たずにあちこち移動しながら品物を売り歩く商人の事。
江戸時代、油は照明の器具である行灯(あんどん)や、女性の髪の整髪料に使用されていました。
いわば、江戸時代において油は必需品。
油を自分の桶から、客の容器にそそぐ間、
行商人は客と世間話をするなどして時間を過ごしていました。
仕事中であるにも関わらず、世間話をして時間を過ごしている様子が、
仕事を怠けているように見えたというところから、現在のような意味になったと言われています。
行商人からしたら、決して怠けているわけではなく、
油を移し替え終わるまでの時間を世間話で埋めているに過ぎなかったのです。
しかし、他の人から見れば、仕事を怠けていると見られてしまい、
「油を売る」は現在、別のことをして仕事を怠けているような人に対して使われるようになりました。
「どこで、油売ってたの~~遅いじゃない!」
「遊んでたわけじゃないよ。」
「なんか、訳ありだったら許すけど。。。」
「油を売る」とは、ぜんぜん関係ありませんが(^^;)
青羽美代子オフィシャルサイト
ブログUPしました(^^)/
http://miyokofficial.com/blog/6181
今日の「二つ繋がるとイントネーションが変わる言葉」
「神経」と「細胞」・・・神経細胞
「横断」と「歩道」・・・横断歩道
「郵便」と「配達」・・・郵便配達
どこにアクセントだか、わかりますか?
皆さんも探してみてね(^^)