例年だと、年末年始に家族が集まって、
年老いた親の財産についても
話しやすい環境なのですが、
今年はそうもいかないので、
まずは自分の財産は自分できちんと管理する、
そして、親にもきちんと管理しておいてと伝える
ということをやっておきましょう。
そして、忘れてならないのは、
親の財産は親のものだということです。
親の財産について
話しやすい雰囲気の家族もありますが、
中には、「縁起でもない!」と怒る方もいますし、
親や兄弟に確認しないで、
勝手に親の財産を動かそうとしている人もいます。
でも、本当に親のことを思っているのなら、
親がどうしたいのか、きちんと意思を確認することです。
「どうせ聞いても何も言わないわよ」
というのは、何も聞いていないということです。
特にたくさん資産を持っている方は
早めに節税対策などが必要ですが、
相続や節税のやり方はいろいろあります。
自分でいろいろ情報収集するのはいいことだと思いますが、
そのすべてをきちんと親に伝えてあげて、
親の気持ちを尊重することが大切です。