いつもの生活に世界のスパイスを。

Cafetalk Tutor's Column

Keiko Y 講師のコラム

励まし合っていきましょう!

2021年1月7日

本年もどうぞよろしくお願い致します。
今日のコラムは料理から少し離れます。

コロナが広がり始め年以上経過し、私は主にしていた仕事が皆無になり家で過ごす時間がとても多くなりました。家でできることはたくさんあって今までしなかったことをやってみる良い時間でした。
一方で人に会う機会が激減し、春先なんてまともに会話したのは夫だけみたいな日も多く、「私今日全然声を出していない!」と読んでいた本を声に出してぶつぶつ独り言を言っていました。

たまに外に出る仕事が入ったり、オンラインクラスを始めることができ、スクリーン越しも含めて人に会って関われる幸せを感じたものです。

人間の脳はどうしてもネガティブな方へ考えてしまうようですが、皆さんはいかがですか?
私はその傾向が大いにあることを自覚しています。ですので、感謝できるたくさんのことを忘れて、つらいと思うことが頭のなかで大きくなったり、あれが出来ていない、これがない、と減点方式に考えてしまうときがどうしてもありました。そしてこんな自分はだめだなぁと情けなくなり、悪循環になってしまうわけです。

そうなってしまうのが悪いというより、むしろ人間である限りそんなときもあるのだと思います。
そんなとき、ひとしきりのみ込まれたら、そうなっていたと気づいて加点方式に方向転換することです。

私が心掛けているのは、無理くりでも、ネガティブな自分に共感して、そして励ますということです。「そりゃしんどいよねぇ。でもやることもやってるじゃん。毎朝同じ時間にちゃんと起きて、家をきれいに掃除して、感染対策して買い物行って、(自分なりに)食費とバランスを考えてご飯作ってるし。新しく●●を始めたりもしてるじゃない。」という感じで些細な事でも自分で拾う訓練です。そうは言っても…という自分からの声はゼロにできませんが、それでもやっていると、まぁそうだよね、というふうになってきます。

それから、会えない人に想いをはせ、短くてもいいからメッセージを送ることです。
あの人どうしてるかなぁと思っていたその人から連絡がきたりすること、皆さんも経験ありませんか?
こんな状況になって海の向こうにいる友人は元気にしているだろうか?と一度連絡してみようと思っていた矢先にメールがきたり、逆に連絡したら、私もしようと思っていたと返事がきたり、なかなか会えない高校から
の友人に手紙を出したら意図的に交換したかのように入れ違いで彼女から手紙が届いたり。
あぁ目に見えないものって確かに存在するのだなぁと心が温かくなります。誰かに気遣ってもらったりすることで幸せな気持ちになると同時に自分も相手を思って気遣い励ますと元気になれる感覚がありますよね。

終息の兆しが見通せないこんなときだからこそ、自分を励まし周りの人を気遣う心を持っていこうと思っている2021年の決意です。カフェトークを通じても私がお役に立てることがあればこれほどうれしいことはありません。励ましあって良い一年にしていきましょう!

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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