「私立に行けば塾に行かないでいい」は本当でしょうか

Shibashiba




最近、中高一貫の私立学校に通っているお子さんに英語や国語をお教えする機会が重なりました。

保護者の方がよくおっしゃるのが、「私立で塾に行かないでいいと思ってこの学校を選んだ。」ということです。

私もそのような話をよく聞きました。

私立は高い。しかし、学校が受験対策までやってくれるので塾や予備校に行かないで済み、合計の教育費は公立に行った子と変わらなかった、など。

私立高のパンフレットでも同じような体験談を読んだことがあります。

実際、そのようなケースも多いのだと思います。

ただ、すべてのお子さんがそうなるとは限りません。

学校で対策をしてくれるのは確かですが、何十人という単位の生徒に同じ教材を使い、同じ対策、同じ授業をするわけなので、当然のことながら合う子もいれば合わない子も出てきます。

通常の授業の後に自習や補修を受ける場合もあり、そうなると、学校の補習が合わなかったとしても、学校の後でどこかに通う時間はありません。

合うか?合わないか?

そればっかりは、実際に入ってみないことにはわからないのです。

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Shibashibaは、英語、フランス語のレッスンのほか、日本語を含む読解力と文章力のレッスンを行っています。中学生から大人まで大歓迎!

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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