「結婚というのはあなたの元で働かせて下さい!という事と一緒なんだよ」
昔ライターをやっていたという同僚がそう話していた。
「独特な言い回しだなぁ〜」
と思いつつ、
なるほどと関心したのを今でも覚えている。
ひと昔前だと、
男性が働きに出掛けて、
女性は主婦に専念する。
そして、
夫の言う事は絶対で、
妻はそれに従っていく。
昔ライターをやっていた同僚の喩えで行くと、
男性が社長で、
女性が従業員という事になる。
しかし、
時代は多様化していき、
夫婦共働きのパターンや、
女性が働きに出掛けて
男性が主夫業に専念する家庭もあると思う。
そこで考えて欲しいのは
「自分は結婚した後どのような立ち位置でいたいのか?」
まぁはっきり決めている人はいいのですが、
例えば相手方の経済的な理由で仕方なく働くのと、
自分が働きたいから働いているのとでは、
雲泥の差があります。
仕方なく働くのはストレスですし、
被害者の視点から離れるのが難しい。
逆に働く事が生きがいの人に取って、
主婦(主夫)に専念して欲しいと言われるのは我慢が強いられる。
一般的に、
「結婚=我慢」
という図式があるように感じられますが、
それよりも
『結婚=より人生を楽しむもの』
という図式に変えていけたらと思います。
その為には、
「自分は結婚した後どのような立ち位置でいたいのか?」
を、明確に決めておくこと。
そうすることで、
パートナー探しの輪郭が見えてくる。
もちろん
決めた事が変わることがありますし、
自分の考えを変えなきゃいけない状況に陥ることもあります。
ただ、
あらかじめ決めておく事で、
そういった状況に陥った時にしっかり話合えるようになるだけでなく、
自分の事は自分で決める態度の構築にもなります。
そして、
しっかり話し合いが出来た時には、
自分一人では描けなかった
新しい地図を描くことが出来るでしょう。
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