みなさん、こんにちは。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
皆さんは国語と算数、どちらが得意でしたか?
算数は、計算式を覚えれば答えを導ける教科なので、解けると面白いのですが、
国語はどの文章にも共通の「式」がないので、答えが分かりにくい教科とも言われています。
でも、国語の得意な子は特に勉強をしなくても、問題が解けてしまうのです。
何故なのでしょうか?
国語が得意な子と苦手な子の違いを見ていくと、文章読解に必要なものが見えてきます。
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まず、圧倒的に違うのは、活字に触れている量です。
読書をすれば国語の成績が上がるわけではありませんが、「活字慣れ」をしている子は
漢字が読め、読むスピードが速く、語彙力があり、国語が得意になる傾向にあります。
一方、国語が苦手な子は読むスピードが遅く、語彙力が乏しく、文章を「感覚」で
読んでしまいがちです。「読解」をするのではなく、自分の「感情」を入れるのです。
文章に書かれてあることを「論理的に読み解く」ものが「国語の読解」なので、
実は答えは必ず「本文の中」にあります。
国語は「答えを探していくゲーム」のようなものと考えると、楽になると思います。
したがって、文章読解に必要なものは
1、語彙力
2、読解力(論理的に読み解く力)
となりますが、さらに受験となると、
3、解法のテクニック
4、スピード
が必要となってきます。
国語を「苦手」から「得意」にするには、
1、語彙力を高める
※(分からない言葉は調べ、文章の意味を理解できるようにする)
2、速く読めるようにする
※(音読練習は効果的です)
3、自分の気持ちを入れないで読む
4、設問の答えを本文中から探す
上記のポイントを押さえていけば誰にでも得点upの可能性はあるので、
ご参考にしてください。