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Cafetalk Tutor's Column

Yumiyumi 講師のコラム

☆国語の文章読解に必要なもの☆

2021年6月5日

みなさん、こんにちは。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

皆さんは国語と算数、どちらが得意でしたか?

算数は、計算式を覚えれば答えを導ける教科なので、解けると面白いのですが、
国語はどの文章にも共通の「式」がないので、答えが分かりにくい教科とも言われています。


でも、国語の得意な子は特に勉強をしなくても、問題が解けてしまうのです。


何故なのでしょうか?
国語が得意な子と苦手な子の違いを見ていくと、文章読解に必要なものが見えてきます。


☆☆
まず、圧倒的に違うのは、活字に触れている量です。
読書をすれば国語の成績が上がるわけではありませんが、「活字慣れ」をしている子は
漢字が読め、読むスピードが速く、語彙力があり、国語が得意になる傾向にあります。


一方、国語が苦手な子は読むスピードが遅く、語彙力が乏しく、文章を「感覚」で
読んでしまいがちです。「読解」をするのではなく、自分の「感情」を入れるのです。


文章に書かれてあることを「論理的に読み解く」ものが「国語の読解」なので、
実は答えは必ず「本文の中」にあります。

国語は「答えを探していくゲーム」のようなものと考えると、楽になると思います。


したがって、文章読解に必要なものは
1、語彙力
2、読解力(論理的に読み解く力)

 となりますが、さらに受験となると、

3、解法のテクニック
4、スピード
 が必要となってきます。


国語を「苦手」から「得意」にするには、
1、語彙力を高める     
   ※(分からない言葉は調べ、文章の意味を理解できるようにする)
2、速く読めるようにする  
   ※(音読練習は効果的です)
3、自分の気持ちを入れないで読む
4、設問の答えを本文中から探す
   

上記のポイントを押さえていけば誰にでも得点upの可能性はあるので、
ご参考にしてください。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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