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Cafetalk Tutor's Column

Tutor ARI T. 's Column

とにかく発音!イタリア語でも発音! 3-勉強効率アップ!

Jun 11, 2021

 こんにちは、イタリア語講師のAri T.です。
(「本気でイタリア語!」と思っている方に向けた内容のため、そうでない方は違和感を覚えるかもしれません)

さて、前回からの続きです。
ではなぜ「発音」がそんなに重要なのでしょうか? 

各言語の、そして各地域における発音というのは「なめらかに出し易い」音になっています
私が研究したわけじゃないのだけれど、、、そのはずなのです。
滑らかに話すベースには「その地域の言語の音をなめらかに出しやすい」正しい発音があります。
一つ一つの発音が適当(=なんとなくあってるけど正しくない)だとなめらかに話せない。
だから発音が重要なのです。
で、せっかく「なめらかに出し易い音」があるんだから、その音の出し方が分かっていた方が断然効楽だし率が良いのです。
 
「話す」というのは:
1)舌や唇の形や位置を整える
2)声帯を震わせながら息を吐く
4)その口腔内に空気を通過させる
という動作をガシガシバンバン、0,0数秒単位で連続して行うということ。
これが自然にできるようになるには、やはり「発音練習」という筋トレが必要です。

基礎の筋トレを怠って、いきなり砲丸投げにトライしても投げられない。
イメージ的にはそのような感じです。
 
 
仮にものすごい努力をして脳みそ的にはペラペラになったとしても、発音がちゃんとしていないとネイティブと同じようなスピードで話すのはなかなか難しいです。
せっかく努力したのに、そんなの嫌じゃないですか?
 
自分がきちんと発音できればその音がちゃんと聴き取れます。
分からない単語が出てきたとしても、的確に音が捉えられれば辞書も引けます。

その昔、レッスンが分からない単語だらけだった頃、
ひとまずは、授業中に出てきた分からない単語を可能なかぎりメモしていました。
そして自宅にもどってその単語を辞書で調べるわけです。
発音ができていれば、上記の通り、ここで殆どの単語を辞書内にてみつけることができるわけです。
 
それってすごく効率がいい。
「どんなに引いても、色々な可能性を考えて似た単語を探そうとしたけれど、結局見つからなかった」ということが格段に減ります。
圧倒的にそういう無駄がなくなります。
 
そして、調べて意味が分かった単語を使ってみる場合も、
音が正しければ確実に通じるのです。
「話す時」だけじゃなく、勉強の効率を考えても発音が重要なのです。

勉強が格段に楽になるのです!!
そして初めから正しい音で新しい言葉を記憶することができる。
ああ、なんと無駄のないサイクルなんでしょう。

日本語ネイティブスピーカーが発音を学ぶべき最大の理由があります。
多くの人が気づいていいないその理由は、、、

長くなったのでまた次回!

 
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This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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