今日は中学受験の理科のおすすめ参考書を書きたいと思います。
基本的には塾に通われている方は塾の参考書等で大丈夫だと思いますが、塾に通わず頑張られている方は参考にしていただける部分もあるのではないかと思います。
今日は、中学受験理科初めてのかたと、基本がおおよそ一通り終わって入試問題(難関校)に取り組みたい方の2パターンの方向けで紹介したいと思います。
①中学受験理科を初めて取り組む方 易しめ
中学受験理科を初めて取り組む方には下記参考書をおすすめします。
・中学入試ポケでる 理科 動物・植物 地球と宇宙 旺文社
・中学入試 でる順 ポケでる 理科 力、エネルギー 物質とエネルギー 旺文社
この参考書の利点としては、
①基本事項が必要最低限なのでサクサク進める(一通り理解するのに適している)
②薄いので圧迫感がない
③全ページカラーで見やすい
ところだと思います。
中学受験の理科の初心者の方が、初めて勉強するのに、心理的圧迫が少ない印象があります。
理科が苦手だとおっしゃっていた方も、この参考書だと割と楽に学習されていました。
難関校向けにはもう少し、分厚めの参考書の方がいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、今まで拝見させていただいてきた限りでは、おそらく、初めて学習を進める場合や理科に苦手意識がある場合は、内容の深さよりも、ある程度大雑把でも構わないので理科の全体像を把握された方がいい印象です。
全体像をいったん把握してから、少しずつ難易度を上げていくのが、一番スムーズに学習が進みます。
その時の導入部分としておすすめします。
②中学受験理科の基礎部分はある程度マスターした方向け、もしくは難関校向け
中学受験理科の基礎部分はある程度マスターした方向け、もしくは難関校に向けて入試問題にも少しずつ取り組んでいきたい方には下記参考書をおすすめします。
・塾講師が公開!中学入試 理科 塾技100 文英堂
難関校中学受験を目指される方は、内容ももう少し詳しめに勉強された方がいいという点で内容がさらに深化した参考書をお勧めします。
上記参考書は見開き左側に基礎知識の解説、右側にそれに即した問題が掲載されています。
特に物理の範囲(光、ばね、てこ、滑車、浮力、ふりこ、電気)は、原理を理解しやすいような問題に的を絞ってある為おすすめです。
関東の主要難関校の入試問題が選ばれているので、インプットだけでなく、各単元ごとに知識のアウトプットまでできるかと思います。