【大学入試対策のラストスパート】第6回:長文読解強化編-2

bananafish

こんにちは。講師のbananafishです。

大学受験生向け、入試対策のラストスパートをお手伝いさせていただきます。

前回は、長文読解強化のための時間割について、概要をお伝えしました。今回は、具体的なto doの形をご紹介します。

【日本語で馴染みのないテーマは英語の難易度が低くても難しい!】

英語の長文読解に語彙力、文法力が必須であることは言うまでもありませんが、それ以前に、日本語であっても馴染みの少ないテーマに関する文章は難しいということを覚えておきましょう。

前回、強調した、時間との勝負のほか、長文に取り組む中で必要なことの中で、「様々なテーマに触れること」の優先度を上げるということも意識していきたいです。

では、前回ご紹介した時間割の個々の項目について、ブレイクダウンしていきます。

【長文読解強化の時間割】

1日1テーマ or 最低1時間半などと、量と時間の2つの条件を設定する!

①ウォーミングアップ
②トライ&チェック
③エクササイズ
④クールダウン

①ウォーミングアップ:5~10分(今までにやった長文の音読)

 新しい長文ではなく、今までに取り組んだものの復習をすることにより、口と耳をならし、自分にちょうど良い音読ペースをつかみます。
 既出の長文であれば、1パラグラフごとを目安にまとめて読めるようになることを目指したいです。

 音読:
 英文を前から、スラッシュを目安に区切りながら、声を出して読む
 声を出すスピードと同じ速さで内容を理解する
 
 覚えていない単語:リストアップ
 理解できない文章:語彙と文法を確認しなおす
          声を出すスピードを落として理解できるようになる

②トライ&チェック:制限時間で新しい問題に取り組む
          解説、解答を確認する
          内容把握ができるよう、語彙、文法を確認する
          設問に正確に答えることが出来るようになる

  わからない単語があっても、理解できない文章があっても、なるべく主語と動詞をおさえながら、とにかく文章全体を読み切る

 解説、解答を確認しながら、
 意味のまとまりごとにスラッシュで区切る
 覚えていない単語に印をつける
 理解できない文章にアンダーラインをひく

 印をつけた個所を中心に、内容把握が出来るように、語彙、文法を確認する

 各設問に対して、何故、この答えになるのか、きちんと説明できるようになる

 本文のテーマに馴染みがない場合には、テーマの背景について、日本語でよいから説明できるように調べておく

③エクササイズ:音読しながら、内容把握ができるようになることを目指す

 ②で取り組んだ内容を軸に、ゆっくりなスピードで音読。
 1文ごとに内容把握が出来ることを目指す

④クールダウン:語彙や文法など必要事項の再確認

 ③を通して、不安な語彙や文法をもう一度見直す

意味のまとまりを意識しながら音読することで、リズムが生まれ、脳が、英語と日本語を関連付けやすくなります。長文読解に音読を取り入れることで、長文読解のスピードアップと、リスニング力の向上にもつながります。

是非、今までの勉強法に取り入れてみてください。

次回は、入試直前過去問徹底活用編をお送りする予定です。

お楽しみに!
本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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