今回でこのシリーズは終わりです。
赤いりんごは、
①で実は赤くないと思い、
②で白くなりたいと思い、
③で赤くてよかったと思います。
写真のりんごは、①と全く同じものです。
幸せの赤いりんご、と聞いて加工したなと思った人がいるかも知れません。
さて、今週のテーマは「あなたの良い癖は何ですか?」です。
私の良い癖はとにかく
「ポジティブシンキング」なことです。
私は就活生のときに何社も落ちまくって、自信やプライドがズタズタに破壊され、
社会から自分が全否定されたように感じました。
次第に「私は、価値のない人間なんだ」と考えるようになりました。
そう考えると面接は合格するはずがありません。
不合格→自信をなくす→不合格→自信をなくす、の繰り返しでした。
どうせダメだろうと思いながら、ある企業の説明会に参加して、
面接会場に行きました。面接練習回だったのかもしれません。
面接官は、中年の男性一人でした。
挨拶をしたあと、面接官は履歴書を見て、
「今日は面接をしないでアドバイスをします」
と、私に話しかけました。
意外な展開に困っていると、面接官は話し出しました。
面「熊さんは、ネガティブに考える方ですね?」
熊「はい。自信がありません」
面「では、ポジティブに考える秘訣を教えましょう」
ポジティブに考える方法は、簡単です。
何が起こっても、無理やり
「ラッキー」と思うだけです。
例えば、道で転んだ。でも、
「ラッキー」。
注意が足りなかったかもしれないし、
大怪我しなくてすんだかもしれない。
最初は、無理矢理にでも理由をつけます。
次第に、理由が見つかってきますよ。
その会社は不合格でしたが、私は合格よりも大切なものを手に入れました。
すぐにポジティブシンキングをはじめました。
不合格、
「ラッキー」面接官にアドバイスをもらった、こんな良いことはない!
それから少しずつ、少しずつ、考え方が変わってきました。
学習塾の採用に合格して、生徒に数学や化学を教えることができました。
塾で教えていると、受験生や浪人生は思い詰めることが多いです。
「ラッキー」のポジティブシンキングをすぐに教えませんが、
ポジティブシンキングのヒントを伝えます。
①自分の性格を知ること
②自分を認めること
③自分を誇ること
この3つが大切です。
ネガティブな人に突然「今からポジティブになれ」と言っても無理な話です。
これは自己分析と重く考える必要もないです。
弱い自分も強い自分も、全部ひっくるめて自分。
他人を羨ましがっても、自分を否定しても、虚しくなるだけです。
それよりも、今の自分を最大評価して楽しみましょう。
今日は雪。紫外線が少なくて
ラッキー!
Keisuke.H
2022年 2月 19日
ひろさん、コメントありがとうございます。私も自分を誇れるまでに時間がかかりました。
毎日少しずつでもプラスに考えると、これから見る景色は変わってくると思います。
時間がかかっても大丈夫です。ゆっくり歩いていきましょう。
Mitsuhiro
2022年 2月 19日
私自身、性格自体がネガティブ傾向なので、なかなかポジティブに考えることは難しいのですが、そんな私の話や悩みを聞いて下さり、ポジティブな意見やアドバイスを頂戴すると、そのような考え方を取り入れていこうと思える素直さはあると思います。ただ、自分を誇りに思えるには、まだまだ時間がかかりそうです。