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Cafetalk Tutor's Column

Sayablume 講師のコラム

チャイコフスキー:くるみ割り人形

2022年4月22日

みなさま、こんにちは(^^♪

本日はくるみ割り人形より「花のワルツ」をお届けいたします。
https://www.youtube.com/watch?v=uWOJbh8m7zM

 
チャイコフスキー :組曲「くるみ割り人形」 Op.71a ニ長調
チャイコフスキーの3大バレエ作品とは、〈白鳥の湖〉〈眠れる森の美女〉そして最晩年の1892年に完成した〈くるみ割り人形〉である。以下このバレエ作品のあらすじを簡単に記してみた。
《第1幕》雪がしんしんと降り積もるクリスマス・イヴの夜。シュタールバウム家では盛大なパーティーが開かれている。大人たちはダンスを楽しみ、子どもたちも楽しそうに遊んでいる。少女クララは人形使いの伯父ドロッセルマイヤーから、くるみ割り人形を贈られるが、兄フリッツはその人形をクララから奪おうとして壊してしまう。すぐに修理し、嘆き悲しんでいたクララへ手渡すドロッセルマイヤー。クララはそれを愛おしそうに掲げて踊る。夜もふけ、招待客たちは家路につく。
家族が寝静まった後、クララは、くるみ割り人形の様子を見に大広間へ。時計の針が12時を打つと、それを合図にネズミの一群があらわれる。やがてネズミの軍隊とおもちゃの兵隊との戦闘が始まり、くるみ割り人形が兵隊の人形たちの指揮をとる。ネズミの王様とくるみ割り人形の一騎打ちの際、危機に見舞われたくるみ割り人形を、クララが機転を利かせて助ける。すると人形は美しい王子に変身!王子は、助けてくれたお礼にクララをお菓子の国へ招く。2人は空を飛び、雪の国を通ってお菓子の国へと向かう。
《第2幕》お菓子の国につくと、王子はクララを女王金平糖の精に紹介する。いかにして自分をピンチから救ってくれたかを語る王子。お菓子の精たちが次々に踊りを展開し、クララを手厚くもてなす。トレパーク(ロシアの踊り)、コーヒー(アラビアの踊り)、お茶(中国の踊り)、あし笛の踊り…。花のワルツを経て金平糖の精と王子のグラン・パ・ド・ドゥ(二人の踊り)が華麗に繰り広げられる。
夢見心地でそれをみているクララだが、楽しい時間はあっという間に過ぎる。現実に戻り、シュタールバウム家の大広間のクリスマスツリーのもとで夢から目を覚ますクララ。くるみ割り人形を愛おしそうに抱きしめるのであった。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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