恩恵を表す「あげる、もらう、くれる」は、恩恵を表さないこともあります。

anegawa

あげる、もらう、くれる」は、動詞補助動詞があります。




あげる、もらう、くれる動詞の場合

(私は)お菓子を李さんにあげました

(私は)李さんにお菓子をもらいました

李さんが(私に)お菓子をくれました



あげる、もらう、くれる」 「動詞+補助動詞の場合

(私は)李さんに日本語を教えてあげました

(私は)李さんに中国語を教えてもらいました

李さんが(私に)中国語を教えてくれました


補助動詞で使う「あげる」➡「教えてあげる」などは、年上、先輩、上の人には使わないのは、学習者のみな

さんは勉強したと思います。



パソコンが得意な部下が、パソコンを知らない上司にパソコン操作を教えます」➡「パソコンを上司に教えて

(動詞)あげました(補助動詞)」


上司はパソコンを教えてもらったことは嬉しいですが、部下から「教えてあげます」と言われると

ちょっと嫌な気分になります。

「あげる」は、特に注意しましょう。




さて、本題です。

「あげる、もらう、くれる」は、恩恵や利益、感謝の意味、ニュアンスが入ります

でも、それらは「恩恵の意味やニュアンスがない表現」もあります。



あげる

李さんは腰が痛いそうです。私は李さんに言います。

「腰を温めてあげると痛みが和(やわ)らぎますよ」➡李さんではなく、李さんの腰に対して言っていること

になるので恩恵の意味はありません。



もらう

近所の人が親戚から高級なメロンをたくさんもらいました。

近所の人は、一人暮らしです。一人では食べきれません。

隣に住んでいる私にわけてくれます。でも、高級品はもらいにくいです。


「そんなことしてもらっては困りますよ」➡恩恵の意味ありません。

 

「くれる」

部下の田中さんが会社で大きなミスをしました。得意先が怒りました。当然、上司も怒ります。

上司「田中君、大変なことをしてくれたね」➡恩恵の意味ありません。



恩恵を表さない表現は、ちょっと難しいです。でも学習者のみなさん、使えるといいですね。




わからないときは、日本語の先生にどんどん質問しましょう。

先生はプロですからすぐ教えてくれますよ。

专栏文章仅为讲师个人观点,不代表 Cafetalk 立场。

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