お疲れ様です、Yoshiです。
読むと英語が伸びやすくなるコラム、英語基礎講座の第4回目。
今回はライティングからは少し離れて、英語学習全般のお話です。
英語学習の効率を高めるための大原則をいくつか解説しましょう。
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●●●〇〇よりも✖︎✖︎の量を多くしろ●●●
今日はタイトルにも空欄が2ヶ所あります。
英語学習における大原則として、
何かを何かよりも多くなるように
学習メニューを組むことを推奨します。
さて、なんのことでしょう?
正解は、
「インプット」よりも「アウトプット」の方が多くなるように
英語を学習することです。
「インプット」とは英語を脳に入れる作業のことを指します。
端的にいうと英語で「読むこと」「聞くこと」や、
単語の暗記や文法の学習のことです。
「アウトプット」とは英語を脳内から出して使うこと。
英語で「話すこと」や「書くこと」が該当します。
英語学習に絶対はないので普段からこんなふうには書かないのですが、
英語学習の内容が「インプット>アウトプット」の場合はほとんどの場合でうまくいきません。
ここで、ご自身の英語学習を振り返ってみてください。
英語を脳に入れる作業よりも出す作業の方が多く確保できていますか?
多くの英語学習のつまづきはここで解消することがほとんどです。
例えば、よくあるのがこんなお悩み相談。
「BBCやCNNを普段から読んでいますが、英語が伸びません」
「Youtubeで英語の動画をみていますが、リスニングが伸びません」
「ラジオ英会話をやっていますが、英語を話すのに時間がかかります」
それぞれの教材はいいものを使っているんでしょう。
それでも英語の伸びが感じられないのは、
英語を実際に使ってみる作業が不足しているからです。
特に、「英語を話すときに即答できない」というお悩みは、
アウトプット不足の典型的な症状です。
英語で即答するには、脳内から英語を素早く取り出す練習が必要だからです。
ですから、このようなお悩みに対しては、
「書くこと」⇨記事の要約を書いてみる
「話すこと」⇨動画の感想を1分喋り続けてみる
こんなふうにアウトプットの比率を増やしてあげることを
いつも提案しています。
●●●アウトプットが重要なワケ●●●
英語学習はスポーツと似ています。
英語のインプットは、いわば英語のルールを学ぶ座学。
英語のアウトプットは実際にそのスポーツをやってみる実践練習です。
ルールを学ぶ活動ももちろん必要ですが、
まずはどんどん試してみることのほうが伸びやすいのは
簡単に想像できますよね。
それでも、独学で英語学習を進めるとなるとついインプットが多くなりがちです。練習相手がいないと、話したり書いたりしても反応をくれる相手がいないからですね。
また、「間違ったらどうしよう」「わかってもらえなかったらどうしよう」と、英語を実際に使ってみることに恐怖心を抱くこともあるでしょう。
しかし、「アウトプットはインプットになりうる」ことも忘れないようにしてください。
誰かと英会話をすれば、「おお〜、こんな英語表現もあるのか〜」「なるほど、こんな表現だと伝わらないのね」など、コミュニケーションがうまくいってもいかなくても学習につながります。
事実、Yoshiもアメリカで学生時代にカフェテリアでのネイティブ同士の会話を聞いて、英語の使い方をこっそり勉強していたこともあります(ブロッコリーの話)。
周りにあるものはどんどん利用して、アウトプットを高めるように意識してみてください。
●●●おわりに●●●
今回のコラムでは、「インプット<アウトプット」となるように学習メニューを組め!という内容でお話ししました。
皆さんの英語学習に役立ちますように。
英語基礎講座は連載コラムです。
次回の英語基礎講座はこちらから読めます。
ところで・・・
今日と明日はYoshiも勝負の2日間になりそうです。
この2日間で14レッスンが予定されています!
いつも本当にありがとうございます。
一緒に積み上げていきましょう!
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