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Cafetalk Tutor's Column

Masumi_ 講師のコラム

【日本語コラム+音声♪】第11回:桜のお話 ~桜餅編~

2024年3月20日

こんにちは、日本語講師のMasumi(真澄)です!
音声付き日本語のコラム、今回で第11回目の投稿となります^^

なお、これまでの音声MP3データは全て無料¥0で一括ダウンロードできます♪
コラム末尾に掲載している無料レッスン
[【音声教材¥0】日本語コラムの音声MP3データ♪ 無料プレゼント]
をリクエストいただいた方にデータ共有用のURLをお教えするので、
ダウンロードのうえリスニング教材としてご活用くださいね!


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\音声データはここから↓↓↓/

★日本語コラム 第11回
<桜のお話 ~桜餅編~>

今回のテーマは桜餅。
皆さんは桜餅を食べたことがあるでしょうか。
ピンク色のお餅を桜の葉で巻いた、見た目も可愛らしい和菓子です。
江戸時代中期に、大量に出る桜の落ち葉をなんとか活用できないかと
塩漬けにして餅に巻いてお菓子として売り出したのが原型であるとされています。
桜餅は、地域によってその姿が異なります。
今日は関東風と関西風の2種類を見ていきましょう。


◆関東風

主に関東で多く食べられている桜餅は「長命寺」と呼ばれ、
小麦粉、白玉粉で作った生地をクレープ状に薄く焼いて、
餡をくるりと巻き、さらにその上から桜の葉を巻いて作られます。
生地のもちもちとした食感が美味しいお菓子です。


◆関西風

主に関西で多く食べられている桜餅は「道明寺」と呼ばれ、
もち米が原料の「道明寺粉」という粉で作った生地に餡を包んで丸め、
その上から桜の葉を巻いて作ります。
もち米のつぶつぶが残る生地で、いかにもお餅らしい形をしています。


◆桜の葉について

関東風・関西風ともに、一番外側には塩漬けにした桜の葉が巻かれていますが、
この葉は食用なのでお餅と一緒に食べることができます。
ただ、その苦みや口に残る食感が苦手、という人も多いようです。
塩気や桜のいい香りは、葉をはがしてもお餅にちゃんと残っているので、
お好みによって葉を取って食べても大丈夫ですよ。

・・・・・

今回のコラムはここまで。
桜にまつわるあれこれを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
次回からのコラムでは「卒業」をテーマに書いていきたいと思いますので、
どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^


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\ここから下は読み仮名つき↓↓↓/

★日本語(にほんご)コラム 第(だい)11回(かい)
<桜(さくら)のお話(はなし) ~桜餅(さくらもち)編(へん)~>

今回(こんかい)のテーマは桜餅(さくらもち)。
皆(みな)さんは桜餅(さくらもち)を食(た)べたことがあるでしょうか。
ピンク色(いろ)のお餅(もち)を桜(さくら)の葉(は)で巻(ま)いた、
見(み)た目(め)も可愛(かわい)らしい和菓子(わがし)です。
江戸時代(えどじだい)中期(ちゅうき)に、
大量(たいりょう)に出(で)る桜(さくら)の落(お)ち葉(ば)を
なんとか活用(かつよう)できないかと
塩漬(しおづ)けにして餅(もち)に巻(ま)いて
お菓子(かし)として売(う)り出(だ)したのが原型(げんけい)であると
されています。
桜餅(さくらもち)は、地域(ちいき)によってその姿(すがた)が
異(こと)なります。
今日(きょう)は関東(かんとう)風(ふう)と
関西風(かんさいふう)の2種類(しゅるい)を見(み)ていきましょう。


◆関東(かんとう)風(ふう)

主(おも)に関東(かんとう)で多(おお)く食(た)べられている
桜餅(さくらもち)は「長命寺(ちょうめいじ)」と呼(よ)ばれ、
小麦粉(こむぎこ)、白玉粉(しらたまこ)で作(つく)った生地(きじ)を
クレープ状(じょう)に薄(うす)く焼(や)いて、
餡(あん)をくるりと巻(ま)き、さらにその上(うえ)から
桜(さくら)の葉(は)を巻(ま)いて作(つく)られます。
生地(きじ)のもちもちとした食感(しょっかん)が
美味(おい)しいお菓子(かし)です。


◆関西風(かんさいふう)

主(おも)に関西(かんさい)で多(おお)く食(た)べられている
桜餅(さくらもち)は「道明寺(どうみょうじ)」と呼(よ)ばれ、
もち米(ごめ)が原料(げんりょう)の
「道明寺粉(どうみょうじこ)」という粉(こな)で作(つく)った生地(きじ)に
餡(あん)を包(つつ)んで丸(まる)め、
その上(うえ)から桜(さくら)の葉(は)を巻(ま)いて作(つく)ります。
もち米(ごめ)のつぶつぶが残(のこ)る生地(きじ)で、
いかにもお餅(もち)らしい形(かたち)をしています。


◆桜(さくら)の葉(は)について

関東(かんとう)風(ふう)・関西風(かんさいふう)ともに、
一番(いちばん)外側(そとがわ)には塩漬(しおづ)けにした
桜(さくら)の葉(は)が巻(ま)かれていますが、
この葉(は)は食用(しょくよう)なのでお餅(もち)と一緒(いっしょ)に
食(た)べることができます。
ただ、その苦(にが)みや口(くち)に残(のこ)る食感(しょっかん)が
苦手(にがて)、という人(ひと)も多(おお)いようです。
塩気(しおけ)や桜(さくら)のいい香(かお)りは、葉(は)をはがしても
お餅(もち)にちゃんと残(のこ)っているので、
お好(この)みによって葉(は)を取(と)って食(た)べても
大丈夫(だいじょうぶ)ですよ。

・・・・・

今回(こんかい)のコラムはここまで。
桜(さくら)にまつわるあれこれを紹介(しょうかい)してきましたが、
いかがでしたでしょうか。
次回(じかい)からのコラムでは「卒業(そつぎょう)」をテーマに
書(か)いていきたいと思(おも)いますので、
どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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