ラマダン中のクラスメート
Mar 23, 2024
こんにちは。
イタリアは来週後半からイースター(Pasqua)の休暇です。
日本は春休みが始まったころですね。
写真の島は、ナポレオンが幽閉されていたエルバ島です。
最近インターネットで調べものをしていると、外務省からの黄色いラマダン中の海外渡航注意喚起がずっとでてきます。
私の行っているイタリア語クラスには、イスラム教徒がかなりの割合でいるので、先生がラマダン開始とともに、「ラマダンやっている人はいる?」と聞いていました。
身近にイスラム教徒がいたことが今まで人生でなかったので、ちょっとびっくりました。
帰りに一緒になった子にラマダンについて聞いてみました。
朝5時半~夕方5時半(6時半?ちょっと曖昧です)までは、水も何も口にしないそうです。
夜は、胃がびっくりするので、水から飲み始めて、ドライフルーツを食べたりしながらゆっくり食事をするそうです。
7歳からはじめていて、一か月の間に毎回体重が5㎏ほど落ちるとか。
ラマダンは、精神的にも肉体的にも(胃腸もすっきりするし)、すばらしい期間だそうです。
日本にもラマダンをやってる人がいるのか聞かれたので、
日本人には、あまりイスラム教徒は身近でないうえに、過激派のニュースと
外務省からの注意喚起ばかりに目をとられ、
申し訳ないけど、私も含めて怖いと思ってる人の割合が多いと思うと伝えると、
「素晴らしい宗教だから、怖がらないで」と何度も言われました。
言葉は知っていても、内容までよく理解していないことってまだまだたくさんあるなぁと改めて感じた出来事でした。
イタリアは、住んでみると日本にいたときに想像していた観光の街というだけでなく、アメリカに住んでいたとき以上にたくさんの民族の人に出会います。
ヨーロッパは陸続きだけど、言葉も食生活も文化も違う国。
日本育ちの私には、色々とまどうことが多かったりもします。
世界は広いですねぇ。
今日も読んでくださりありがとうござました。
では、また^^
This column was published by the author in their personal capacity.
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